ホーム > 企業情報 > 技術開発への取り組み > 卓越した商品、ソリューション、サービスを支える技術 > デジタルイメージング技術 > LEDプリントヘッド技術

LEDプリントヘッド技術

ゼログラフィー方式のプリンター、複写機において、感光体ドラムに画像を書き込む装置には、レーザー光源と回転ポリゴンミラーを組み合わせたレーザーROS(Raster Output Scanner)方式と、LED(発光ダイオード)を光源に用いたLEDプリントヘッド方式があります。LEDプリントヘッド方式は走査光学系が不要なので、レーザーROS方式に比べて、大幅な小型化が可能であり、機械ノイズが発生しないなどの特長があります。しかしながら、たくさんの発光源を持つLEDプリントヘッドの露光量を均一にするのは困難で、レーザーROSに較べて画像ムラが出やすい課題をもっていました。
そこで、富士ゼロックスでは、高精度で多機能な独自の光量補正技術を1チップ化した駆動ICを開発し、小型化などのメリットと高画質を両立するLEDプリントヘッドの実用化に成功しました。

図1 レーザーROS方式とLEDプリントヘッド方式

富士ゼロックスでは、自己走査型のLEDを採用し、配線数を大幅に減らすことによって、従来のLEDプリントヘッドよりもさらに小型化を実現しています。その結果、従来のレーザーROS方式に比べ、体積比で1/40(当社比)を達成し、複合機に搭載した場合、大幅な小型化が可能になり、用紙トレイ1段分ものスペースを削減することが実現できています。

図2 LED発光部

図3 レーザーROS方式とLEDプリントヘッド方式の体積比較

一方、高解像度になるほど難しくなるLEDの露光量均一化に対しては、高精度で高速な光量計測技術と、LEDの発光特性、レンズの光学特性を多機能に補正する新開発アルゴリズム DELCIS (Digitally-Enhanced Lighting Control Imaging System)を1チップIC化するによって、レーザーROSと同等以上の高画質で高解像度(1200×2400dpi)なLEDプリントヘッドを実現しました。