良品条件でのモノづくりを支える 生産・品質情報管理システム「Supply Chain Quality Management (SCQM)」

富士ゼロックスでは、2004年より「ダントツのお客様満足」を狙いとして、富士ゼロックス流モノづくりを追求する「富士ゼロックスプロダクションウェイ(XPW)活動」を推進しています。XPWは、お客様にご満足をいただくための必須事項として、高いレベルのQCD達成、市場環境に対する高い柔軟性に加え、優れた環境対応、地球環境に優しいモノづくりの実現を掲げています(図1)。

当社では、XPWの目指す姿を達成するため、モノ作りの全プロセスにおける情報を、リアルタイムに収集し、蓄積された情報を分析、活用することで、良品条件にてロスないモノづくりの実現に取り組んでおります。そのツールとして、「Supply Chain Quality Management(SCQM)」を構築し、全生産拠点の量産工程に導入しました。

SCQMでは、生産現場で発生する4M2S注1の変化を、多様なデバイスを活用してリアルタイムに採取し、タイムスタンプを付与した状態でデータベースに集約します。得られた4M2S情報は時間軸で紐付け、見える化しています。これにより、出来上がった製品の品質を見るだけではなく、製品が造られる一連のプロセスの品質や変化をモニタリングし、必要な処理を即時、実施することが可能です(図2)。

  • 注1 マシン(機械)、マン(人)、マテリアル(材料)、メソッド(方法)、スペース(場所)、システム(仕組み)の6つのこと。