ページ内移動用のリンクです
サイト内共通メニューへ移動します
ローカルメニューへ移動します
本文へ移動します

巻頭言

富士ゼロックス株式会社
執行役員
ソリューション本部長
柳瀬 努
Tsutomu Yanase

’08年のリーマンショックに続き、’11年度は米国国債ショック、ヨーロッパ金融危機、円高等の経済環境不安に苛まれ、経営基盤の強化/効率化が叫ばれました。また、3.11東日本大震災、タイの洪水といった天災にも見舞われ、「事業継続/省エネ対応」はこれまで以上にフォーカスされました。富士ゼロックスとしても“企業としての課題”への革新的対応が、これからを左右するという状況にあると思います。

これまでも、富士ゼロックスはいろいろな意味での価値を提供してきました。複写によって情報の流通を促進し、業務システムとの連携では入出力ポータルとしての役割を担ってきました。しかし、それらの多くは“入出力環境”や“紙と業務システムとの連携”といったもので、お客様のビジネスプロセスの中では一部のツール的なものにすぎませんでした。大震災やタブレットPCなどの普及を契機に、事業継続や省エネ対応に留まらず、新しい働き方への期待が大きくなり、“より全体最適な価値追求”にまで進化しています。

これらを実現するためには、IT基盤における入出力端末としての対応に加えて、お客様のビジネスワークフローに着目し、ワーカーの立場からDocument Service & Communicationの視点で、基幹データ(構造化情報)と会議やメールなどで流通する非構造化情報をつなぎ合わせ、簡便に、見やすく提供することが必要です。これによって情報の整理と活用が促進され、ビジネスの効率化と増力化を加速することができます。

富士ゼロックスにおいてもこれらの課題は山積です。ワーカーが業務を遂行するに当たり、多くの業務システムに振り回され、いろいろな情報を集めるのに四苦八苦しています。人がシステムに使われているといった感じは否めず、これでは“いつでもどこでも必要な時に必要なデータにアクセスできる”とは言えません。

これからは、複合機などのデバイスでの生産性改善に加えて、ビジネスプロセスにおける“ワーカーの仕事のしやすさ”にフォーカスした情報の流通を明確にし、必要な情報を吟味、整理、管理することが必要になります。そして、この価値を提供していくことこそが富士ゼロックスの役割になるのです。

今回のテクニカルレポートではこういった「新しい働き方を支える技術」をテーマに、システム、技術、商品ごとに富士ゼロックスの技術を解説しています。ご一読していただき、富士ゼロックスの技術の一端に触れていただければ幸いです。

目次へ戻る

このページのトップへ