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高速連帳インクジェットにおけるインク滴着弾挙動に基づく速度限界の検討

近年、インクジェット技術は高速連帳印刷機の分野にも進出しており、その紙搬送速度は、FUJI XEROX 2800 Inkjet Color Continuous Feed Printing Systemにおいては200m/分である。インクジェットの高速化を実現するための要素の1つは、インク小滴の安定噴射による均一なドット形成であり、高速紙搬送時に発生するプリントヘッドと紙間の気流が、正確な着弾を確保するときの弊害となると考えられる。これまで、実測や数値計算により、吐出液滴のズレやミストの影響が検討された例はあるが、200m/分を超える紙搬送速度での数plの微小液滴挙動に関する実測例はない。そこで、2800ICCFPSおよび本検討用に製作した高速紙搬送印字ベンチを用いて、各滴種の挙動を検討し、高速印字限界の考察を行った。その結果、印字ドットが不均一になる速度限界は、紙搬送により発生した気流の影響よりも滴速差よる着弾ズレの寄与に支配されることが明らかになった。

執筆者

  • 小野 吉彦
    研究技術開発本部 マーキング技術研究所
  • 平潟 進
    研究技術開発本部 マーキング技術研究所
  • 磯崎 準
    研究技術開発本部 マーキング技術研究所
  • 森田 直己
    研究技術開発本部 マーキング技術研究所

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