富士ゼロックスの高度な複写技術を駆使し、
『野馬追備列絵巻』を複製、文化伝承に貢献

富士ゼロックス福島から南相馬市に贈呈

2018年6月28日

富士ゼロックス福島株式会社(本社:福島県郡山市、社長:太田 稔)は、伝統文化継承に貢献する活動の一環として南相馬市が所有する「野馬追備列絵巻(のまおいそなえれつえまき)」[注1]の複製を製作、6月28日、南相馬市役所で行われる贈呈式で当社社長より門馬 和夫市長に贈呈いたします。贈呈するレプリカは7月末に開催される相馬野馬追(国重要無形民俗文化財)にあわせて南相馬市博物館(館長: 堀 耕平氏)に展示される予定です。

『野馬追備列絵巻』の複製

古文書などの伝統文書の原本は劣化のおそれがあるため展示期間も限られるほか、不特定多数の閲覧者が手で触れることができないことが一般的ですが、複製品であれば所蔵者は劣化の心配なく展示できます。また、直接手にとり感触も確かめることができるので、地域の文化伝承に貢献できます。

複製品製作にあたっては、富士ゼロックスのカラーマネジメント技術を活用し、電子化した画像情報を和紙に出力して原本の風合いを再現させました。出力においてはグラフィックアーツ市場向け高画質フルカラー複合機を活用し、表面に凹凸がある和紙にトナーを定着させるための特殊な設定を加え、複製品を製作しました。また、出力和紙は原本で使われているものと同等の材質、厚さ、こし、密度などの特性を持つ「黒谷七匁(くろたにななもんめ)」を使用しております。

富士ゼロックスは、社会貢献の一環として伝統文書の複製を通じた文化伝承活動を2008年から実施。現在は京都を拠点とし、これまで神社仏閣、市町村、大学、企業などに250点以上の複製品を贈呈しています。

富士ゼロックス福島は、1981年の創業よりお客様から信頼され、なんでも相談していただける地元密着の会社として、卓越した価値、よりよい商品やソリューション・サービスを提供し続けております。今後も当社は、富士ゼロックスとの協業のもと、より一層高度な複写技術を生かした文化の伝承のための社会貢献活動を実施するとともに、自社の複合機や保有技術を活用したソリューション・サービスを提供し、福島県内の地域社会の発展や活性化に貢献してまいります。

 

注1:「野馬追備列絵巻」(紙本着色、全5巻、江戸時代後期)。野馬追の際に編成された「備(そなえ)」ごとの軍列が描かれており、5巻合わせて全長43m、全部で751名の人物(騎馬武者85騎、徒歩の武者666名)が描かれ、うち36名の騎馬武者上部には、中村藩実在の家中侍の氏名が記されている特長がある。個々の武者たちが個性的で、装束や持ち物などの描写も精妙である。描かれた武者の氏名・旗印はほぼ正確であることが確認され、史料的価値も高いことから、福島県相馬地方の伝統行事・相馬野馬追の保存伝承のための基礎研究資料となる貴重なものである。

 

・Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。

 

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