DocuWorks 関連商品紹介(他社商品)

必要な情報を高度な検索テクノロジーで素早く探し出す 開発・販売元:株式会社ジャストシステム

株式会社ジャストシステム

ビジネス企画室 ビジネスオーナー松田 陽子さん

今回ご紹介する「ConceptBase V」「ConceptSearch /R.2」「ExpandFinder」は、ジャストシステムのConceptBaseテクノロジーをベースにしたアプリケーションです。
ConceptBase技術とは、文書情報からその内容(コンセプト)を抽出し、内容の類似性を判定する技術です。文書がどのように形成されているか、最新の日本語に対応した正確な解析を行う「形態素解析」と、解析した結果を高度な統計モデルによりデータベース化する「ことばの統計処理」。この2つの技術により、高精度で高速な文書情報処理を実現します。 また、ConceptBaseの特徴である「概念検索」では、文書の内容を理解しそのコンセプトをもとに検索を行うため、従来のキーワード検索ではたどり着くことができなかった、目的とする文書に確実に到達することができます。膨大な情報の中から自然文で容易に高品質な情報検索を行えると共に、内容の関連する情報も検索できるので、埋没していた知識を発見したり、アイデアの発想支援などに活用することができます。

今回はConceptSearch /R.2やExpandFinderの企画を推進している株式会社ジャストシステム ビジネス企画室 ビジネスオーナー 松田 陽子さんにインタビューを実施しました。

  • 注記本製品は出荷終了いたしました。(掲載情報は2010年5月時点のものです)

ConceptBase IVとはどんな製品なのでしょうか。開発の経緯も含めてお聞かせください。

当社は、ご承知のように一太郎というワープロソフトを開発・販売しており、そのコアとなる漢字変換や辞書、つまり日本語処理に関する技術を蓄積してきました。一方、PCが一般的に利用されるようになり、インターネットが急速に普及して蓄積される情報量もどんどん増えていくようになると、情報を検索するというニーズも非常に高まっていきました。これは、まさに当社の日本語処理の技術が活かせる分野ですから、ワープロに続く当社の主力商品として検索システムを開発していったわけです。これが1997年12月に販売開始されたConceptBase Searchという製品で、その最新バージョンがConceptBase Vになります。
ConceptBaseは、累計で約2,500社160万クライアント('05年度現在)という多くのお客様に導入していただいていますが、それは、ConceptBaseがキーワード検索や全文検索でなく、自然文などによる概念検索によって情報検索を容易にし、情報を有効に利用しやすくしているからだと考えています。ナレッジマネジメントへの取り組みにおいて先進的と評価されている企業の多くがConceptBaseを導入されているのも、その点が評価されてのことだと思います。
ConceptBaseはもともと検索という部分に重点があるわけですが、いまではそれをコアとしながら、このテクノロジーを活用し、文書の分類や要約をしたり、ある分野の専門家を探し出すというような、総合的な情報活用システムへと発展してきています。テキストマイニングやCRMなどにも利用することができます。

ConceptBase

  • 注記本記事は富士ゼロックス以外の製品を参考情報として提示しています。富士ゼロックスとして本製品の動作保証をするものではありません。製品についてのお問い合わせやサポートについては販売元・開発製造元にお問い合わせください。

概念検索とはどのようなものなのでしょうか。その特徴やメリットについて教えてください。

コンセプトサーチ

文書を単語レベルに分解し、使われている単語を分析して、文書同士の類似度を数値的にはかっていく技術です。同じようなこと、関連することが書かれているか文書かどうか、文書全体を見て判別することができるのです。
 通常のキーワード検索では、その単語を含む全ての文書が検索結果として表示されるため、ノイズを多く含んだものとなってしまいます。欲しい情報を絞り込むためにキーワードを追加しても、適切なワードを選択できないかぎり必要な情報にたどり着くことはできません。概念検索では、文書の内容を理解し、そのコンセプトをもとに検索を行います。キーワード検索がいわば「点」で検索を行うのに対し、「面」で検索を行うので、目的とする情報に確実に到達することができます。
 概念検索のメリットはいろいろあると思いますが、専門的な検索スキルがなくても使えることや、キーワードだけでなく文書そのものから知りたい情報を検索できること、関連する情報を芋づる式に引っ張って来られることが大きいと思います。

具体的にどのような目的で使われていますか?

お客様は官公庁・自治体や企業、研究機関など幅広く、業種にも偏りがありません。したがって使われ方もさまざまで、社内の情報ポータルサイトで情報共有のために利用しているケースや、製造業で技術情報を検索・活用するケース、特許情報の検索などさまざまです。また、自治体のホームページで情報提供のために使われているケースもあります。サポートサイトやFAQでの利用も、自然文検索の利点を活かした使い方だと思います。

DocuWorksとの連携についてはどのようにお考えでしょうか。

DocuWorksとの連携は、紙文書を検索対象にするという点で重要でした。多くの情報は紙文書で蓄積されていますし、紙には一覧性が高いというメリットもあります。ですから、紙文書も電子文書と同じように扱えることは大事ですし、紙文書の中味も検索できるようにする必要があります。実際にそのような機能は、とくに官公庁・自治体を中心として、お客様からも求められていました。そのため、早くからConceptBaseとDocuWorksの連携を進めてきました。DocuWorksはOCR処理で抽出したテキスト情報も1つの文書に格納されるので検索性が高く、検索結果は、なじみのある元の紙文書の姿で見られるというハイブリッドなところも、ユーザ様にとって非常にわかりやすいと思います。ConceptBaseとDocuWorksは、直感的に扱えるという点でとても相性がいいと思います。

DocuWorks 6.0には御社のExpandFinderが同梱されています。これはどういう製品なのでしょうか。

ExpandFinderは、ConceptBaseの技術を使って、デスクトップPC上の電子文書を自然文検索できるソフトウェアです。先ほどご説明したサーバ製品で行っているDocuWorksとConceptBaseの連携を、今度は個人のデスクトップ環境の中で実現しようというものです。日々の業務で蓄積されていく文書を、ノウハウとして活用したいというユーザーに使っていただくことを考えています。DocuWorksだけでなく、一太郎やPDF、Microsoft Officeなど様々な形式の文書に対応しています。検索用のデータベースを作成・更新する作業は、昼休みや夜間などパソコンを使わない時間にスケジュール設定できます。文書ファイルそのものではなくこの検索用のデータベースを処理しますので、検索自体は非常に高速になっています。検索結果は類似度の順にリストされ、文書がビューワーのウインドウに表示されます。全文を読むのが大変であれば要約して表示することも可能ですし、検索された文書を後でまた見るためにブックマークを付けることもできます。
当社独自の検索技術であるConceptBase技術がベースになった製品ですので、ExpandFinderがバンドルされたDocuWorks 6.0は大変お得なパッケージだと思います(笑)。ぜひDocuWork 6.0のユーザーにExpandFinderを活用してもらいたいですね。

ConceptSearch /R.2とはどのような製品ですか?

ConceptSearch /R.2

ExpandFinderをもとに、パッケージでの一般販売を目的として名称、対応アプリケーションにメールソフトを加えるなどして製品化したものがConceptSearch /R.2です。
最近はPCの低価格化とともにハードディスクも大容量になり、会議の席や出張に必ずノートパソコンを持っていくでしょう。また日々の業務上のやりとりがほぼ電子メールに移行したことによって、業務の履歴がパソコンに全て残り、これを参照しながら次の仕事を進めていくスタイルに変わってきています。これにともなって、蓄積された文書やメールのデータの山から今欲しい情報を即座に検索する必要が高まってきていて、特に当社に対してもそうした製品を望む声が大きくなっていました。これに応え発売した製品がConceptSearch /R.2です。
ビジネスマンの方、特に文書の整理が苦手でどこにしまったかわからなくなる方、一日100通を超えるメールを読み切れないという方にぜひお使いいただきたいです。 ConceptSearch /R.2があれば、どこになにがあるか把握していなくても、また日々読めていなかったメールの中からでも、その時に必要な情報を取り出すことができます。今まで迷惑でしかなかったメールの山、データの山があればあるほど、使えるネタが出てくるかもしれません。


今後の製品展開についてどのようにお考えでしょうか。

ビジネス企画室 ビジネスオーナー松田 陽子さん

先ほどお話ししたように、ConceptBaseという検索ソフトによって仕事のスタイルが変わっていく可能性があると考えていますが、その便利さを知っていただくためにも、お客様にいかに普段の業務の中で意識せず自然に使っていただける環境を作れるかが大事だと思っています。
ひとつの方向性として、業務で使っているアプリケーションやデスクトップ上からシームレスにConceptSearch /R.2を呼び出せるようにできないかと考えています。 今回、第1弾として企業向けに使っていただいているConceptBaseをパッケージ版として販売いたしますが、まずは「検索」として使っていただきながら、ConceptBaseソリューションのようなニーズが、パッケージ版でどのように出てくるかを見極めたいと思います。
また、ジャストシステムのコアである日本語処理の技術自体も、精度をより高めることや、言葉の変化への対応など、つねに取り組み続けていきたいと思います。

株式会社ジャストシステム

  • 注記本記事は富士ゼロックス以外の製品を参考情報として提示しています。富士ゼロックスとして本製品の動作保証をするものではありません。製品についてのお問い合わせやサポートについては販売元・開発製造元にお問い合わせください。