お客様導入事例 株式会社イオン銀行様

概要

経営課題:商業と金融の融合による、新たな銀行のスタイルを提案。

経営課題

イオンが全国に展開する8,000店の店舗基盤と、これまで培ってきた小売業のノウハウを金融と融合したイオン銀行。今までにない新しい銀行のスタイルを提案するためには、インストアブランチ(店舗内支店)での限られた行員数による、質の高いサービス提供の実現が課題でした。

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取り組み内容:複合機により、シンプルかつ効率的な業務システムを構築。

取り組み内容

インストアブランチでの質の高いサービスを実現するために、事務作業を事務センターで一括で行ない、インストアブランチでは複合機一台のみで対応するシンプルなシステムを構築。行員を受付後の事務処理から解放し、お客さまへの資産運用コンサルティングなどの営業業務に注力できる環境を実現しています。

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将来展望:機動性を活かし、迅速なインストアブランチの展開を目指す。

将来展望

三大都市圏を中心にインストアブランチを展開する予定です。省スペース性、低コスト性、柔軟性のあるシステムの導入は、迅速なインストアブランチの展開に貢献しています。

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サービス概要:ApeosPortによる窓口業務支援システム

複合機「ApeosPort」を銀行窓口の事務インフラとして活用した、イメージ伝送およびマネジメントシステムにより、インストアブランチの軽量化や事務の効率化を支援します。

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事例詳細

商業と金融の融合による新たな銀行のスタイルを提案。

事務システム部長 石原 政明様

イオン銀行は「親しみやすく、便利で、わかりやすい銀行」を目指し、2007年10月に開業しました。事業コンセプトとしては、「商業と金融の融合」「リテール・フルバンキング」を掲げています。

具体的には、イオンのショッピングセンター内にインストアブランチ(店舗内支店)を展開し、お買物の合間に、いつでも気軽に立ち寄れる新しい銀行のスタイルを提案しています。

これまでもスーパーやコンビニにATMを設置し、サービスを提供している銀行はありますが、イオン銀行のインストアブランチでは、お客さまの生活に即したリテール・フルバンキングのサービスを行員が対面で提供しており、お客さまの生活シーンに合わせてご利用いただくことが可能となります。

事務優先ではなく、お客さま視点で営業に注力できるインストアブランチ。

事務システム部 事務企画グループリーダー 永井 亮多様

ショッピングセンター内のインストアブランチの面積は、一般の銀行店舗に比べて非常にコンパクトです。そのため、限られた行員数で業務を遂行し、お客さまをお待たせしない対応ができるよう、業務フローを構築する必要がありました。

そこで、通常支店で行なう事務作業を、本部の事務センターで集中処理し、インストアブランチと本部の作業フローをシステム制御する方法を選択。事務作業の迅速化と事務品質の安定化を実現できるシステムの導入を目指しました。

インストアブランチでは受付後の事務処理を行なわないため、行員を事務処理から解放でき、お客さまへの資産運用コンサルティングや住宅ローンの相談といった、営業業務に注力できる環境を実現しています。

複合機により、シンプルかつ効率的な業務システムを構築。

事務システム部 システム企画 グループリーダー 野田真一様

インストアブランチと事務センターの連携には、「受付書類をイメージ化し、センターへ送る」という業務を想定した上で、数社のベンダーに対し提案を依頼しました。

各社の提案を検討した結果、富士ゼロックス社を採用した最大のポイントは、インストアブランチに設置するのは複合機のみというシンプルさ、省スペース性にあります。

複合機1台で実現しているのは、以下となります。

1. シンプルな操作性

複合機のタッチパネルから処理する作業を選択して書類をスキャン、といった統一オペレーションにより、分かりやすさを追求。

2.本人確認記録書のデータ化

本人確認記録書をデータ化のうえ、高セキュアなWeb参照型データベース上で一元管理することにより、利便性と個人情報の安全管理を両立、ペーパーレスによる省スペース化を実現。

3.省スペース、低コスト

高額な専用システムを使わずに、オフィスユースにも兼用できる複合機1台のみで、事務センターにおける受付書類の集中処理を実現。

システム導入にあたっては、採用決定からシステムの納品まで約5ヵ月という短期間に、設計と構築を平行して進めなければならない状況でしたが、期日どおりに稼動しました。稼働後に大きなトラブルの発生もなく、富士ゼロックス社の技術力、対応力には非常に満足しています。

迷うことなく、誰もが使えるシステムです。

事務システム部 事務センター 一条 英美様

今回、複合機を核に構築した業務システムですが、システム自体も非常に分かりやすく作られており、行員からも悩まずに使えるという声を良く聞きます。基本的に、インストアブランチの行員は受付業務として書類をスキャンするだけで、それ以降は事務センターでの作業になります。

事務センターに届いた受付書類の画像データは印刷され、事務内容に応じて各部署に配布されます。その際、受付書類すべてにユニークIDが付与され、さらに一つの業務に複数の受付書類がある場合は、枚数もカウントされます。こうすることで処理の抜けもれや二重処理を防止すると共に、ユニークIDをキーにステータス管理を行なえるため、個別書類ごとの事務処理の進捗状況を事務センター、インストアブランチの双方からリアルタイムに把握することができます。

個人情報保護の観点から、事務センターに届いた画像データは、すべてその日のうちに消去される仕組みになっています。また、スキャン後、インストアブランチに残った受付書類の原本についてもその日のうちに事務センターに配送し、事務センターで原本と処理済み書類の照合を行なった後、倉庫に保管します。このように、各インストアブランチでは申込書などの書類管理を一切行なう必要がないため、保管スペースと情報管理の手間を大きく軽減しています。

機動性を活かし、迅速な店舗増を目指す。

(左から)石原 政明様・一条 英美様・野田 真一様・永井 亮多様

2007年10月の開業以来、インストアブランチは32店舗(2008年6月現在)まで増加しました。今後も、インストアブランチの開設を予定していますが、このようなスピーディな展開が可能なのも、今回のシステムでは、インストアブランチに必要なのは複合機のみというシンプルさが大きく寄与しています。

窓口での業務内容変更や、段階的に出店していくイオン銀行の戦略に対応できるのは、複合機側に一切カスタマイズを行なわず、データセンターのシステムから各複合機に対して機能を提供しているといったユニークな仕様となっているためです。機能追加の要求に対しても、センターの設定を変更することで、一括で全店での機能更新が可能です。
このようなシステムの省スペース性、低コスト性、柔軟性を背景に、三大都市圏を中心にインストアブランチを展開する予定です。

イオン銀行 インストアブランチ

カンパニープロフィール

「夜間はもちろん、土日、祝日も利用できる銀行があれば…」「買い物のついでに気軽に相談できる銀行があれば…」。こうした声に、全国8,000店の店舗基盤と、小売業で培ったノウハウを活かせないだろうかという思いからスタートしたイオン銀行。2007年10月の営業開始以来、平日・土曜・日曜・祝日すべて夜9時までの営業など、既存の銀行にはない新たなバンキングスタイルを提供しています。

イオン銀行 インストアブランチ
会社名 株式会社イオン銀行
設立 2006年5月15日
本社 東京都江東区 枝川1-9-6
資本金 162億5,000万円
URL http://www.aeonbank.co.jp/ [外部サイト]

ソリューション内容

これまでにない、高効率の銀行システムを提供します。

今回、イオン銀行が全国のイオンのショッピングセンターに展開するインストアブランチの業務を支援するため、イメージ伝送およびマネジメントシステムを提供いたしました。このシステムは、複合機の「ApeosPort-II」を採用しており、以下の点が大きな特長です。

1.窓口業務の簡略化と顧客特化店舗の実現

インストアブランチには、富士ゼロックスの複合機「ApeosPort-II C3300」が配置され、行員は複合機の操作パネル上に表示された業務画面を利用して、口座開設の受付などを行ない、集中事務センターへ処理を依頼します。集中事務センターでは、富士ゼロックスが開発した業務プロセス・マネジメント・システムによって、依頼された事務の進捗状況をその完了までリアルタイムにモニタリングし、事務のヌケ・モレ・遅延の管理を行なうほか、処理の全証跡を残すことで、事務実態の分析や調査を可能にします。

2.個人情報の安全管理の実現

企業活動において、個人情報の安全な管理は重要な経営課題となっています。イオン銀行では、通常、紙で管理されている本人確認書類を、データセンター内にある新開発の高セキュアなWeb参照型データベース「本人確認記録システム」へ直接データ登録することで、個人情報を一元管理する仕組みを実現しています。

3.省スペースで、低コストのブランチ出店と運営を実現

インストアブランチでは、社内ネットワークに接続した複合機と、数台のPCのみを利用してバンキング業務を受付ける体制をとっており、徹底した省スペース、低コストでのインストアブランチ出店を実現しています。高額なシステムを使わず、一般オフィスで使用する複合機を利用し、書類を扱う窓口業務はすべて集中事務センターで処理するという、有人のフルバンキング銀行としては初めての試みとなります。

4.柔軟かつスピーディな出店が可能

窓口で行なうバンキング業務の内容は、都度、修正・追加・変更が発生する上、段階的に出店していくイオン銀行の戦略上、既設店と新規店でのバンキング機能の統一管理は大きな課題でした。本システムでは、富士ゼロックス独自のフレームワークである「Apeos iiX」を利用することで、複合機個々の設定は行なわず、データセンターのシステムから各複合機に対して機能を提供しているため、急な業務の追加・変更や新機能の追加要求があっても、一括で全店での機能更新が可能です。

営業本部 金融支社 ソリューション&サービスグループ 中村 哲(左)・グローバルサービス営業本部 サービスデリバリーオペレーションズ アカウントデリバリーサービス・ジャパン 寺門 正敏(右)
営業本部 金融支社
ソリューション&サービスグループ
中村 哲(左)

グローバルサービス営業本部
サービスデリバリーオペレーションズ アカウントデリバリーサービス・ジャパン
寺門 正敏(右)

ApeosPortの操作イメージ

ApeosPortの操作イメージ ApeosPortの操作パネルより「イメージ送付」を押下→操作者のユーザーID、パスワードを入力してログイン→実施する業務内容に沿って各業務ボタンを押下し、書類スキャンに進む

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  • ApeosPortシリーズ

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