お客様導入事例 アステラス製薬株式会社様

概要

経営課題:研究開発型グローバル製薬企業を目指して

経営課題

アステラス製薬様(以下敬称略)は旧山之内製薬と旧藤沢薬品による統合・合併により、日本発のグローバル製薬企業を目指して誕生しました。合併前の2社が個別に管理していた情報システムを統合。オフィスにおける出力環境の再構築を通じた業務の効率化に取り組みました。

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取り組み内容:オフィス機器の適正配置でTCO削減を実現

取り組み内容

合併までの残された時間でいかに情報システムを統合するか。大きな課題の一つが、オフィス機器の適正配置でした。出力機器を複合機に統一し、新しい管理システムの構築で、合併前と比較すると30%のTCO削減を実現しています。

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将来展望:グローバルな「知的フィールド」の実現に向けて

将来展望

システムの運用開始から約2年が経ち、さまざまな効果が生まれています。今後は更に運用の標準化を推進し、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアを視野に入れたグローバルな統合出力環境管理システム、いわば「知的フィールド」の実現を目指します。

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サービス概要:統合出力環境管理システム

出力機器の最適配置と運用管理システムの構築によりTCOを削減。

  1. 出力機器統合マネージドサービス(XOS)
  2. 複合機・プリンター向け出力管理ソフトウエア(ApeosWare Accounting Service)

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事例詳細

新会社が掲げた高い理念と固い信条、キーワードは「日本発の研究開発型グローバル製薬企業」。

医薬品業界では、医療制度改革による相次ぐ医療費抑制政策や新薬開発競争の激化などに伴い、大衆薬事業を売却して医療向け医薬品の開発に経営資源を集中する動きが続いています。

主な目的の一つは、競争力維持のための研究開発費の確保です。それには、強い経営基盤が必要とされます。

このような状況下、アステラス製薬は旧山之内製薬と旧藤沢薬品が統合・合併して2005年4月に誕生しました。お互いに競合する製品が少なく、企業規模の面からもベストマッチでした。私どもは日本発の研究開発型グローバル製薬企業を目指し、高い倫理観、顧客志向、創造性の発揮、そして競争の視点を信条にしています。そのような目的に対し、得意とする泌尿器系や免疫系の医薬を核にして、人々の健康に貢献したいと思っています。

情報システムの整備に向けた出力環境の再構築。

コーポレートIT部 課長代理 矢ヶ部 泰法様

合併における情報システムの整備は大きな経営課題の一つでした。中でも、オフィスにおけるドキュメント関連機器は、個別に管理運用されていましたので、その全体像を把握し最適な形で配置することが、情報システムの整備には不可欠でした。

合併時点では、旧山之内製薬でコピーが414台FAXが174台、プリンターが1,000台。旧藤沢薬品ではそれぞれ380台、159台、800台。合併以前は、両社の各事業所が個別に管理していたため、全体のコストやプリント枚数の把握が十分出来ていませんでした。

これらを一元管理するための取り組みとして、複合機の導入を推進し、運用を標準化。オフィスにおけるドキュメント業務の効率を上げ、コストダウンの実現を図りました。

また、出力環境の再構築を通じて、社員に負荷をかけることなく、オフィスにおけるワークスタイルを変革することも、同時に目指しました。

オフィス機器の適正配置と、エンドユーザーへの支援体制を整備。

コーポレートIT部 近藤 公仁様

統合・合併を機に、出力機器等のシステム管理がIT部門に移りました。今までは、両社で異なるシステムを使っていたものが新会社として統一したシステムになるわけですから、業務の標準化が不可欠になります。

1.オフィス機器の適正配置

まず着手したのは、オフィス機器の適正配置でした。プリンター、コピー、FAX、スキャナーの導入状況を把握し、リースの残存期間が長いもの以外は複合機とプリンターに統一しました。配置については全拠点をシミュレーションし、「機種と台数の最適化」を図りました。それまで個別に設置されていたさまざまな機器を複合機に統一することで、運用の標準化を目指したのです。

2.エンドユーザーへの支援体制を整備

機器の導入に伴い、マニュアルの整備、情報ポータルサイトの構築、トラブル対応を考慮したヘルプデスクの立ち上げ等で社員の利便性向上を図りました。

ドキュメント業務の標準化と、TCO削減を同時に実現。

プリンター、コピー、FAX、スキャナーの1台4役の機能を持つ富士ゼロックスの複合機DocuCentreおよびプリンターDocuPrintを標準機として、およそ1,800台を導入しました。この管理を出力機器統合マネージドサービス“XOS”を活用することにより 2名のスタッフで運用しています。
また、出力管理ソフトウエアには“ApeosWare Accounting Service”(以下、AWAS)を採用しました。

これにより、誰が、何処で、何枚プリントしたかが解りますので、社員の意識も変わり自然と無駄なプリントが減っていきました。統合・合併前と比較すると、固定費と変動費トータルで約30%のコスト削減が実現できました。

さらなる運用標準化への取り組み。

システムの運用開始から約2年が経ち、プリント履歴データが集まっています。また、リースの終了する機器もあり、組織も変わっていくでしょう。過去の履歴データやTCO削減効果を十分検討し、機器の適正化をさらに推進したいと思います。

統合・合併効果を出そうとする気持ちは、社員一人ひとりが持っていますので、社員の協力の下、さらなる運用標準化を実現し、オフィス環境の最適化を図っていきます。
標準の複合機導入によって、複数の社員が同じ複合機でプリント、コピー、FAX、スキャンを行ないますので、セキュリティ強化の観点からIDを利用したセキュリティプリントの導入も検討し、セキュアな出力環境の構築に取り組んでいきます。

グローバルな「知的フィールド」の構築に向けて。

アステラス製薬は、日本発のグローバル製薬企業を目指しています。その展開の中で、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアの3極におけるシステムインフラの整備も日本で設定しなければなりません。

すでに東南アジアでは、日本と同じ複合機が導入されています。グローバルな環境において日本と同じようなシステムが構築できると、海外拠点も含めた全社的な業務の標準化が実現し、社員の利便性向上もさらに推進できます。

将来は、富士ゼロックスのサポートに期待しつつ、この3極におけるシステムインフラの整備を視野に入れたグローバルな「知的フィールド」の構築に取り組んでいきたいと思います。

カンパニープロフィール

国内最大規模の営業体制と研究陣を擁し、国内製薬メーカー3強の一角を成します。米国、ヨーロッパそしてアジアでも積極的にビジネスを展開。国内では、「泌尿器」「移植・免疫」「循環器」「消化器」「感染症」「精神科」の6領域を主要製品領域としています。主力商品は、旧山之内製薬から引き継いだ泌尿器領域の医薬(ハルナール・ベシケア)、旧藤沢薬品から受け継いだ免疫抑制剤(プログラフ)など。

アステラス製薬株式会社

会社名 アステラス製薬株式会社
設立 1923年4月
本社 〒103-8411 東京都中央区日本橋本町2-3-11
資本金 約1,030億円
URL http://www.astellas.com/jp/ [外部サイト]

ソリューション内容

ドキュメント関連業務の運用管理を効率的に行なう出力機器統合マネージドサービス。

出力機器統合マネージドサービス(XOS)

1.全社規模でオフィス出力環境を統合的に管理するトータルなアウトソーシングサービス(米ゼロックス社の豊富な事業経験をもとに開発)

  • マルチベンダー、マルチデバイス、マルチロケーション富士ゼロックス以外の他社機器にも対応)
  • 適正な出力環境の構築、運用、管理を支援
  • トータルコストの削減、生産性向上の提供

2.シックスシグマメソドロジーを活用したアセスメントサービス(お客様の出力環境を可視化)

3.サービス運用のために開発されたソフトウエアツール群を活用したITベースのアウトソーシングサービス

4.グローバル対応(日本全国はもとより、グローバルなロケーションでのサービス提供)

販売本部 中央支社 統合サービス第一営業部 田中 正仁
販売本部 中央支社
統合サービス第一営業部
田中 正仁

複合機・プリンター向け出力管理ソフトウエア
ApeosWare Accounting Service

  • LAN経由でジョブ履歴を直接収集する「履歴」
  • 収集したコピー/プリント履歴情報を集計する「集計」
  • コピー/プリンターの出力量を制限する「出力制限」

で構成される出力管理ソフトウエアです。ネットワーク上の複合機やプリンターの稼働状況を一元的に把握することで、TCO削減に大きく貢献します。最大 600台までのデバイスからジョブ履歴を収集し、一元管理できます。パソコン1台から本社・支社を統合した全国レベルの大規模システムまで、柔軟に対応します。

※AWAS:ApeosWare Accounting Service

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  • 注記:事例内容は取材時点の情報です。

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