お客様導入事例 大阪大学サイバーメディアセンター様 · 大阪大学生活協同組合様

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概要

経営課題:プリントにかかるコストを削減しつつ、学生のプリントニーズに対応したい

ハードウェアのみならず多様なサービス提供を目指している大阪大学サイバーメディアセンター様(以降、阪大CMC様)は大学全体としてコスト削減に取り組む中、学生向けのプリント環境の見直しを進めていました。同時に、将来に向けた多様なプリント環境の構築も計画していました。また、大阪大学生活協同組合様(以降、阪大生協様)は学生のプリント利用数が減少する中、少しでも複合機を有効活用するための方策を検討していました。

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取り組み内容:クラウド上にファイルをアップするだけで、どの複合機からもプリント可能に

阪大CMC様と阪大生協様の両者が協力する形で「Cloud On-Demand Print」を導入。阪大生協様の複合機を活用できるよう、阪大CMC様がネットワークを整備することで、今回のシステム環境を実現しました。現在は、手元のデバイスからクラウド上にプリントしたいファイルをアップロードすれば、豊中キャンパスと吹田キャンパスにある合計7台の複合機のいずれでも、プリントが可能になりました。

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将来展望:複合機の設置場所を増やし、さらに利便性を高めていく

阪大生協様は、これからも「Cloud On-Demand Print」を通じて、大学生協電子マネーの利用を促進していく方針です。また、現状は「Cloud On-Demand Print」の利用環境が整っていない箕面キャンパスにも複合機を設置するなど、さらに複合機の設置場所を増やし、さらに利便性を高めていくことを計画しておられます。

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サービス概要:SaaS型クラウドサービスと電子マネーの活用で、新たなプリント環境を構築

阪大CMC様と阪大生協様を仲介する形で「Cloud On-Demand Print」と大学生協電子マネー活用のサービスをご提案。スタンドアロンだった複合機が、BYODに対応したオンデマンドプリンターとして活用いただけるようになりました。

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事例詳細

ハードウェアのみならず多様なサービス提供を目指して

大阪大学サイバーメディアセンター
情報メディア教育研究部門
准教授 / 博士(工学)
間下以大 様

大阪大学サイバーメディアセンター(以降、阪大CMC)は、大型計算機センター、情報処理教育センター、図書館の一部を統合し、2000年に設立した組織です。1980年代からスーパーコンピューターを導入し、大規模な科学技術計算で大学内および地域のさまざまな分野の研究者に、高速処理可能なリソースを提供してきました。

現在は、大学内外の情報基盤を支える組織として、情報通信技術を用いた研究や教育だけではなく、学内にある履修システムなどの事務システムの運用、論文などを管理する電子図書システムの管理なども行っています。

これからも阪大CMCは、情報通信技術を取り入れることで教育・研究の改革を促進し、さらなる発展のために単なるハードウェアの提供だけではなく、多様なサービスを提供できるよう変化していくことを目指しています。

コスト削減を実現しつつ、学生のプリントニーズに応えたい

大阪大学サイバーメディアセンター
マルチメディア言語教育研究部門
准教授 / 博士(言語文化学)
大前智美 様

そうした目標に向かって進む中で、学生向けのプリント環境については、見直しの対象になっていました。これまで学生は半期に100枚という範囲内であれば、学内のプリンターから自由にプリントが可能でした。しかし、運用の費用には限りがあります。電子データでレポートを提出できる eラーニングシステムもすでに導入しており、大学全体としてコスト削減に取り組んでいく中で、大学が設置したプリンターの撤去を考えていました。

こうした経緯に加えて、学生個人のPCやタブレットを活用するBYOD(Bring Your Own Device)という考えのもと、大学では将来のPC必携化に向けて準備を進めています。その実現には、多様なデバイスからもプリントできる環境が必要です。

一方、大阪大学生活協同組合(以降、阪大生協)もプリペイドカードを使用してプリントするタイプの複合機を設置していましたが、ネットワークとは接続しておらず、学生はUSBメモリーを使用してプリントしていました。阪大生協としては、学生のプリント利用数が減少する中、少しでも複合機を有効活用するための方策を検討していました。

クラウド上のファイルを、どの複合機からもプリント可能に

大阪大学サイバーメディアセンター
山本厚子 様

そうした中、2016年に富士ゼロックスから多様なデバイス環境からのプリントを実現するクラウドサービスとして、阪大CMCに「Cloud On-Demand Print」活用の提案がありました。この提案は、阪大CMC側の「阪大生協の複合機を活用できれば、設備投資も抑制でき、学生向けプリント環境も維持できる」という思いと、阪大生協側の「学内のネットワークに複合機を接続し、プリンターとして活用できれば、学生のニーズも取り込める」という思いの、どちらも満たす内容でした。

「クラウド型」「大学生協電子マネーが利用可能」という2つの要件を満たす唯一のソリューションだったことから、両者が協力する形で「Cloud On-Demand Print」の導入を決定。大学が設置したプリンターの撤去後、阪大生協の複合機を学生向けのプリント環境として活用できるよう、阪大CMCがネットワークを整備することで、今回のシステム環境を実現しました。同時にPOSとつながるネットワークも実現したことで、阪大生協としては大学生協電子マネーの利用促進を、さらに進めることができるようになりました。

富士ゼロックスのきめ細かな導入作業の進行もあり、予定通り2017年10月に「Cloud On-Demand Print」のサービスを開始しました。現在では、手元のデバイスからクラウド上にプリントしたいファイルをアップロードすれば、豊中キャンパスの5台、吹田キャンパスの2台、合計7台の複合機のいずれでもプリントが可能になりました。利用方法については、各所にマニュアルを整備しており、学生はそれを参照し容易にプリントできることから、運用上の際立ったトラブルもありません。

将来のBYODに対応できるプリント環境が構築できた

大阪大学生活協同組合
第一事業部 ショップグループ
購買分野 統括マネージャー
奥田隆史 様

これまではコンピューター室をはじめとする教室では、閉室時間を過ぎるとプリンターも使えなくなっていましたが、今は閉室時間後もプリントできる環境があり、学生たちからは好評です。無料ではなくなったことについて、不満の声も出ていましたが、自宅で作成したレポートをクラウド上にアップロードし、学内でプリントするというようなBYOD活用に対応できる環境が構築でき、良かったと感じています。ちなみに、授業を担当する先生方からも不満の声はほとんどありません。

以前は、学生が無料で大量にプリントできる環境からか、何度もプリントキューを出しているケースや、出力したままトレイに紙が放置されているケースも見られました。それが、大学生協電子マネーやプリペイドカードでプリントする環境になり、放置プリントが大幅に減りました。無料ではなくなったことで学生のプリントへの意識も変化したと思われます。

また、阪大生協の複合機を使ってプリントする学生は、大学生協電子マネーのICカード対応機器を設置してから、徐々に増え続けています。今はまだ、プリペイドカードや現金といった支払方法も併用していますが、プリント料金を大学生協電子マネーで決済する割合は、全体の6割を超えてきました。

複合機の設置場所を増やし、さらに利便性を高めていく

大阪大学 情報推進部 情報基盤課
教育系システム班
専門職員
吉川勝 様
大阪大学 情報推進部 情報基盤課
教育系システム班
専門職員
宮永勢次 様

阪大生協としては、プリペイドカードの販売も行っていますが、磁気カードは磁気不良で使用不可になるケースもあることから、今後も大学生協電子マネーの利用促進を続けていく方針です。また、さらに複合機の設置場所を増やすことも計画中です。現状は複合機の設置がない箕面キャンパスをはじめ、プリントできる場所を増やし、さらに利便性を高めていきたいと考えています。

そして、こうした計画を進めていくためにも、富士ゼロックスにはこれまで通りのサポート体制に加えて、これまで以上に大阪大学の状況を熟知して、適切なソリューションの提案をお願いしたいと思います。

プロフィール

大阪大学内の先端的な大規模計算・情報通信・マルチメディアコンテンツ・教育に関する多様な知識や成果を集積し、学内外の教育・研究組織や産業界と密接に連携して、それらの先端的技術移転を行っています。同時に、さまざまな公開講座・イベントなどを通じて、地域のみなさまへ積極的に働きかけ、国際化した高度情報化社会に対応した、地域に開かれたセンターとして機能することを目指しています。

組織名 大阪大学 サイバーメディアセンター
センター長 下條真司
設置 2000年4月
所在地 大阪府茨木市美穂ヶ丘5番1号
教職員数 97名
URL http://www.cmc.osaka-u.ac.jp/

ソリューション内容

SaaS型クラウドサービスと電子マネーの活用で、新たなプリント環境を構築

富士ゼロックス関係者
(左から)
平野智之、吉益正晴、伊東繁治

「Cloud On-Demand Print」は、PCやモバイル端末からインターネット上のクラウドサーバーに文書を登録することで、インターネットに接続された複合機からオンデマンドでプリントできる、SaaS型のクラウドサービスです。

プリント方法には

  1. ブラウザーでプリントしたいファイルをアップロード
  2. Windowsのプリントツールからプリント指示
  3. スマートフォン、タブレットの無料アプリでプリントしたいファイルをアップロードする

という3種類の方法があり、今回阪大CMC様のPC教室では②のプリントツールをインストールし、学生がプリント指示しやすい環境を整備されています。学内のサーバーレス化を進め、簡易な仕組みでセキュアなプリント環境を実現されました。

阪大生協様の複合機で大学生協電子マネーの活用を促進するには、POSと連携するネットワークの整備が課題でした。また、クラウドサービスを利用するには複合機をインターネット接続する必要がありましたが、阪大生協様単独でのネットワーク整備は難しく、多くの複合機がスタンドアロンの状態でした。

そこで、阪大CMC様と阪大生協様を仲介する形で「Cloud On-Demand Print」と大学生協電子マネー活用のサービスをご提案。阪大CMC様がネットワーク環境をご提供されたことから、POS連携がスムーズに実施できるようになり、スタンドアロンだった複合機もBYODに対応したオンデマンドプリンターとして活用いただけるようになりました。

「Cloud On-Demand Print」は新しいサービスで、コンビニエンスストアへの出力連携など拡張性もありますが、デフォルト値の設定内容など、改善のご要望をいただいている箇所もあります。富士ゼロックスはこれからも改善努力を続けながら、情報通信技術を取り入れた教育、研究の改革、さらなる発展を目指されている阪大CMC様、阪大生協様とともに、学生サービスの向上につながる提案を継続してまいります。

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