お客様導入事例 北陸銀行様

概要

経営課題:後方事務の集約に伴う工数増を低コストで効率化

業務最適化を進め営業力強化を図るなか、事務工数の集中を問題視されていた北陸銀行様。電子文書を用いた効率的なワークフローを求めて富士ゼロックスにご相談いただき、大規模投資無しに導入できる「金融事務プロセス電子化ソリューション」に関心を寄せていただきました。

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取り組み内容:業務ストレスの低減とともにペーパーレス化にも手応え

ソリューション導入のため幾つかの業務において試行を進めた北陸銀行様は、2017年秋より本格運用を開始。試行を通じて得た感触としては、工数削減とともにペーパーレス化にも寄与するとのことです。

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将来展望:営業店における後方事務ゼロ化を追求していく

事務センターへの業務集約がスムーズになることで、北陸銀行様では営業店の事務負担をより軽減できると期待されています。さらに広範な業務に本ソリューションをお役立ていただくため、富士ゼロックスにも機能面のブラッシュアップなど期待を寄せてくださっています。

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サービス概要:従来の複合機で利用できる複数業務のプラットフォーム

多岐にわたる業務を共通のプラットフォームで電子化する本ソリューション。日々の業務効率化はもちろんのこと、データに基づいた的確な業務最適化にも寄与します。

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事例詳細

後方事務の集中化を進める中でのボトルネック解消へ

常務執行役員
多賀 満様

低金利政策下で厳しい経営環境にある金融機関は、それぞれ抜本的に業務を見直す必要に迫られています。本当にBPRを実現したところが生き残ると言って過言ではない状況です。私ども北陸銀行も例外ではありません。営業店の窓口でお客様より託された業務を、紙(各種帳票)と人の手で進める体制を見直し、迅速かつ低コストで、ストレスフリーなオペレーションを確立すること。営業店の担当者を事務作業から解放し、そのぶんお客様への応対にしっかり注力するというパワーシフトが急がれます。そのため「これは営業店でしかできない業務」といった固定観念を捨て、どんどん事務作業を専門部署(事務センター)に集中させています。

例えば名義変更や住所変更、印鑑変更、通帳紛失といった諸届業務。これは各営業店がお客様より承った案件を、事務センターに処理依頼します。複合的な案件も多く1件あたり文書が15枚ほどになることもあり、1日の件数は200以上にもなります。届いた文書は紙出力して仕分けられ、それぞれの手続きを担当する者に届けられて処理されます。その際、処理するとともにエクセルシートに進捗を記録する必要もあるため工数がかさみます。

事務センターへの業務集約に伴う工数増を、どう削減するか。それがひとつのネックになっていました。

コストパフォーマンスに注目し、導入を決定

一方、ある業務では、紙文書をPDFファイルにしてメールに添付するという手法は取っていました。これをワークフロー化し、処理を行うと同時に業務に取り込めないかと考えました。2016年6月、QRコードを利用したイメージ文書のワークフローのソリューションが幾つか見つかりましたが、金融機関として安心して利用できる業務用システムはないものかと富士ゼロックスに相談したところ、「あります」と。そこで詳細を伺い、導入を決めたのです。

富士ゼロックスに勧められた「金融事務プロセス電子化ソリューション」の優れているところは、何といってもコストパフォーマンスです。従来利用していた複合機でスキャニングしたデータを取り扱えるため、まず初期投入コストを抑えることができます。高機能な専用スキャナも世にありますが、それを国内187店舗・海外6店舗に導入しようとすれば、億単位の投資が必要となりますので。

そして、幅広い業務に活用できる汎用性も魅力です。営業店の後方事務に必要となる文書は多品種小ロットであるため、幅広い業務・文書に対応できるソリューションはとても有用といえます。

業務ストレスの低減と顧客対応の充実に手応え、2017年秋より本格運用

総合事務部 部長代理
石倉 成之様

2017年春からソリューションの試行を進め、保険の申込書類チェック、財務諸表のサブシステムへの取り込みといった業務で効果を確認できました。同年秋にはこれらを含む約30種類で本格運用を始めていきます。

今後実施する諸届業務での想定される効果は以下の通りです。

■営業店から事務センターへのデータ送付
≪従来≫営業店端末のOHRで1枚づつスキャン送信(1件あたり5~6分)
≪現在≫複合機で連続スキャンすると同時に送信

※OHRはオーバーヘッドリーダーの略

■事務センターでの対応
≪従来≫文書受信→紙出力→仕分け→処理→発送準備→進捗管理データ入力
≪現在≫文書受信→データ一覧を各担当者が確認して処理・進捗管理データ同期

事務センターの対応においては、勘定処理以外にかかる時間が従来5~20分かかっていました。これが5分程度に短縮できる見込みです。この数字は個人差によりバラつきが生じるものと思われますが、事務センターの業務ストレスが軽減されるとともに、営業店における待ち時間の圧縮により、顧客対応の充実という効果も期待できます。

それから、場所に捉われず業務を進めることができるのも大きな利点。当行では諸届や為替の業務なら富山、外国為替の業務なら東京に集中しています。それぞれ最適な場に時間の無駄なく発送し、それを処理できる業務フローとなったのです。

ペーパーレス化を進める効果にも期待

また、DocuWorksの利用により、紙の文書と同じ感覚で電子文書を閲覧・点検することが可能となりました。例えば保険申込書類の点検においても、紙の文書ように付箋を貼り、コメントを入れて営業店に戻すことができます。従来は「紙じゃないとチェックできない」という声も多くありましたが、その固定概念も払拭できるでしょう。ペーパーレス化を現実的なものとする大きな一歩です。

営業店における後方事務ゼロ化を追求していく

総合事務部
大谷 真穂様

当行では、2016年度から様々な業務を営業店から事務センターへと移しており、今後も推進していく考えです。目指すところは営業店での後方事務ゼロ化。そこで、新たに得た「金融事務プロセス電子化ソリューション」は大きな役割を果たすはずです。

導入当初は、各ユーザー(各端末)で対応業務を増やせるほどフレキシブルな仕組みを望みました。これは現時点で実現できてはいないものの、当行の総合事務部で対応業務を増やすことはできる仕様となっています。銀行内での処理依頼は無数にあり、また取扱商品も増えています。この拡張性は存分に活かし、幅広く活用していく考えです。

また、このソリューション自体にも機能面など伸び代があると思われるので、そこは富士ゼロックスに期待しています。

ソリューション内容

従来の複合機で利用できる複数業務のプラットフォーム

「金融事務プロセス電子化ソリューション」は、多くの金融機関のお客様の声を取り入れながら開発したソリューションで、広範な業務で発生する紙文書を共通の電子化基盤で送達・点検処理可能にします。営業店で普段使っている複合機で書類をスキャンすると同時に、事務センターへと即時送達。事務センター側ではその文書を紙出力することなく、それでいて紙文書のような感覚で電子的に点検・格納などを行うことができます。その際、作業記録も残るため、特別な入力作業なしに業務進捗の確認ができます。事務量の把握も容易となり、繁忙期の対応策立案など業務最適化もデータに基づき的確に行える体制となります。

北陸銀行様におかれては、初期投資を抑えて導入できる複数業務のプラットフォームとして評価していただきました。富士ゼロックスとしてはまず約30種類の業務における本格運用をしっかりサポートし、より幅広く快適にご活用いただき、「営業店における後方事務ゼロ化」に寄与できるよう努めてまいります。

なお本ソリューションの開発にあたっては、株式会社フォーカスシステムズの支援の元で手掛けてきており、北陸銀行様をはじめ、各行様へのご導入・展開についても業務協力し推進しております。

※株式会社フォーカスシステムズについて
フォーカスシステムズは、1977年設立、社員数約1000名の独立系SI企業です。
業種業態を問わず、お客様のご要望に応じた各種ITサービスの事業を展開しています。

(写真左から)
富士ゼロックス北陸株式会社
ソリューションサービス統括部
システムエンジニアリング部
SE1課 課長
飯田 仁士

営業統括部 富山支店
大手営業課 課長
下田 真由美

営業統括部 富山支店
大手営業課
竹内 純一

ソリューションサービス統括部
システムエンジニアリング部
SE1課
池田 泰生

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  • 事例の内容は2017年9月時点の情報です。

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