お客様導入事例 研精堂印刷株式会社様

概要

経営課題:次代を睨み、三つの目的を掲げて「デジタル印刷認証」取得へ

「前へ攻める」を会社方針とする研精堂印刷様は、次代を担う人材育成、競合差別化、最新技術/業界動向の情報収集を目的とし、開始したばかりの「デジタル印刷認証」をいち早く取得することを決定。かねて信頼関係を築いてきた富士ゼロックスに相談し、準備を進めました。

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取り組み内容:0から情報を集めデジタル印刷認証に合格

何から取り組めばいいのか手探りの中、富士ゼロックスに支援していただき安心して進めることができました。「デジタル印刷認証」は一度とって終わりではなく、更新審査があります。「デジタル印刷認証」を維持することで継続的な技術力向上に努めていきます。

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将来展望:デジタル印刷の拡充とともに「多能職」とカラーマッチングを進める

入社1年目の社員も「デジタル印刷認証」を取得する研修を受講し、デジタル印刷認証取得を担当したことでオペレーターとして大きく成長しました。これまで1人でデジタル印刷機のオペレーションを担当する中、技術をどうやって教えていこうかと悩んでいましたが、「デジタル印刷認証」取得はいいきっかけでした。

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サービス概要:「デジタル印刷認証」取得の経験を共有し、印刷会社を支援

富士ゼロックスでは自ら「デジタル印刷認証」を取得した経験をもとに、印刷会社向けの認証取得/維持支援サービスを提供します。いち早くご相談いただいた研精堂印刷様には従来のメンテナンス担当者のみならず、全社をあげてバックアップ。この認証制度への挑戦を価値あるものにすべく尽力します。

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事例詳細

次代の人材を育成し攻めの体制へ

常務取締役
生産業務部・西東京支店担当
橋本 由也 様

創業70周年を迎えた研精堂印刷は「次代の人材を育てる」ことに力をいれ、それぞれの業務のスキルアップと共に、人材の多能職化に向けた活動をしています。その一つとして、同年5月に開始されたJapan Color認証制度 「デジタル印刷認証」を取得しました。「デジタル印刷認証」はデジタル印刷機のメンテナンスと数値管理により、高品質の印刷物を安定的に作成できる“能力”を認証します。デジタル印刷認証取得の狙いは下記4点です。

・次代を担う人材育成
・競合差別化
・最新技術/業界動向の情報収集
・コスト探究

多品種、小ロット化がすすむ印刷市場では、デジタル印刷機がさらに普及していきます。市場ニーズに応えるため、競合他社が設備・体制を整えるより早くに目をつけ、取り組むことが業績拡大につながると考えています。

高いレベルでデジタル印刷機の品質を標準化・安定化している印刷会社は多くありますが、私たちはそれに加えて外部の認証も取得することで、さらに進んだ体制を構築しようと「デジタル印刷認証」取得に取り組みました。

多能職人材を育成することで企業体質を強化

デジタル印刷機のオペレーションを経験しているからこそ、社員は業務の進め方・やり方を工夫することができます。そのような考え方を持つ人材を社内で育てるために、社員の多能職に向けた活動の一環として資格取得を奨励し、取得者にはスキルアップの証として資格手当を支給しています。自分の専門外の技術も習得することで、生産ラインの増設時に立ち上げを早くすることができます。また印刷業では、色を見た目で判断することが多いですが、「デジタル印刷認証」では数値管理が必要になります。数値で管理することで客観的に色を判断することができ、このような技術を持った社員を育成することは今後の業務拡大に繋がると考えています。

富士ゼロックスのノウハウを活用

生産業務部 生産業務チーム 次長
大恵 弘幸 様

2017年度5月に富士ゼロックス株式会社(お客様価値創造センター)ほか2社が「デジタル印刷認証」を取得しました。このタイミングで取得したのは「Japan Color 認証制度デジタル印刷認証委員会」の関連企業です。本当に0から情報を集め、技術を習得し、「デジタル印刷認証」を取得した会社としては当社が1番だと言えます。

デジタル印刷認証の審査を受けるにあたり、何から始めたらいいのか手探りの状態からスタートしました。その様な状況下で、富士ゼロックスに測色機器の操作や色調整、申請書の書き方などについてアドバイスを頂きました。日頃からご対応してくださっている担当者の方と意見を交わし、時には遠方から技術者の方に来ていただくこともありました。手厚いサポートのおかげで安心して作業を進めることができました。

審査に合格して認証を得ることはスタート地点

生産業務部 生産業務チーム 課長代理
駒林 六之 様

本審査では500枚を印刷し、その中から無作為に抽出した15枚の色を測定します。まず印刷時に紙詰まりなど起こしてしまえば最初からやり直しになります。当社スタッフも、富士ゼロックスの方々も緊張して臨みました。

結果としては前述の通り無事合格したのですが、一度認証を得れば安泰というものではありません。その後も3カ月毎に提出用の印刷物を出力・保存し、2年後の更新時にはすべて提出しなければなりません。 「デジタル印刷認証」の更新審査では、品質を安定させるための取り組みを実際に行っていたかどうかも問われることになります。

そこで当社は富士ゼロックスの「カラープロフェッショナルサービスⅡ」を採用。毎月1回、担当スタッフによる色の測定とデジタル印刷機のメンテナンスを受けています。そのため従来以上に色の安定性が見込めるようになり、当社としては製造コストの削減が期待できます。例えば定期的にリピート受注する商品においてはセットアップ時間の短縮が顕著です。「デジタル印刷認証」を維持することで、継続的な技術力向上・品質の安定化を進めて行きます。

ノウハウを社内共有し、誰もが高品質なデジタル印刷を

生産業務部 生産業務チーム
三宅 誠 様

「デジタル印刷認証」取得の取り組みは、デジタル印刷機の運用を担当している社員2名で進めました。そのうち1人は入社1年目ですが、「デジタル印刷認証」を取得する研修を受講し、デジタル印刷認証取得を担当したことでオペレーターとして大きく成長しました。

現在、そのオペレーターは他部署の社員に教える立場として活躍し、社員の多能職化を自ら進めています。「デジタル印刷認証」を取得する際に身につけた技術や自信は非常に役に立っていると感じます。

今後は当社の業務に則したオペレーションマニュアルを作成し、色を数値管理できる技術を活かして高品質な印刷物を生産し続ける体制を確立したいと意欲を見せています。

今まで1人でデジタル印刷機を担当していて、技術をどう教えていこうかと悩んでいましたが、「デジタル印刷認証」取得はいいきっかけになりました。

「多能職」スタッフの育成と全社的なカラーマッチングを

認証取得を機にデジタル印刷機をオペレーションできる人材を増やし、デジタル印刷の業務拡大を図ることが今後ひとつのテーマとなります。また研精堂印刷が志向する「多能職」、つまり一人が何役も担うことができるよう社員教育を進め、またそれをアピールすることでお客様との信頼関係を深めることも重要です。さらにはデジタル印刷のみならず、オフセット印刷やPRIMOJETなどとのカラーマッチングを進めてスピードアップ、コストダウンにつなげることも視野に入れています。

そのため富士ゼロックスには色出力のさらなる安定を期待します。いずれはインラインで色変動を検知・制御する装置が登場するとうれしいですね。

プロフィール

1947年に岡山市で創業した研精堂印刷様は、ベネッセコーポレーションの躍進を支えながら印刷から製本までワンストップで担う技術を確立しました。40年前に東京支店を開設、平成14年には多摩にも西東京支店を設け、岡山本社と合わせた3拠点で、企画デザイン、WEB制作、DTP制作やマルチメディア対応、そしてもちろん印刷から製本、封入、発送までも手掛けています。

研精堂印刷株式会社ロゴ
(2017年9月現在)
会社名 研精堂印刷株式会社
本社所在地 岡山県岡山市北区高柳東町10-30
創業 1947年1月23日
資本金 5,000万円
従業員 150名
URL

ソリューション内容

デジタル印刷認証取得を支援するサービスメニューを多数ご用意

一般社団法人日本印刷産業機械工業会が2017年5月から付与を開始した「デジタル印刷認証」。これはデジタル印刷の需要が高まる中、印刷会社がクライアントに対し、デジタル印刷の工程能力を客観的に証明するためのものです。これを取得することで、印刷会社は高品質の印刷物を安定的に作成できる能力を社外にアピールでき、クライントからの信頼向上が期待できます。

富士ゼロックスでは、お客様の人材育成を支援するサービスとして「カラーワークフロー運用立ち上げ支援サービス」をご用意しています。

デジタル印刷機の色を調整する技術について教育する「Color Profile Maker Proプロファイル作成教育」では、「デジタル印刷認証」を取得するために役立つ技術を習得することができます。本教育受講者には、富士ゼロックスがお客様価値創造センターにて「デジタル印刷認証」を取得した際のノウハウをまとめた冊子を付録として提供しています。

また、 技術習得度を確認することができる「技術認定制度 Fuji Xerox Color Management Professional 」を各地で開催しています。技術認定制度を取得したお客様には、「デジタル印刷認証」の定期管理・更新審査についてまとめた冊子を提供しています。

他にも、デジタル印刷機本体の状態を安定させる「カラープロフェッショナルサービスII」や、弊社技術者による「コンサルティングサービス」も行っております。

「デジタル印刷認証」を取得された効果を最大化できるよう、企業イメージの向上、印刷品質の安定、コストダウンはもちろん、より競争力を発揮できるよう今後も富士ゼロックスは適切な提案や支援を続けて参ります。

(左から)
富士ゼロックス西日本
グラフィックコミュニケーションサービス営業推進部 2グループ
鈴木 学

富士ゼロックス岡山
営業統括部 岡山第一営業部 メジャー営業グループ
山端 良祐

富士ゼロックス岡山
営業統括部 グラフィックコミュニケーションサービスグループ
菱川 哲也

富士ゼロックス西日本
プロダクションカストマーサービス部 6グループ
加藤 徳之

富士ゼロックス西日本
プロダクションカストマーサービス部 6グループ
森岡 貴弘

富士ゼロックス西日本
プロダクションカストマーサービス部 技術サポートグループ
グループ長
伊藤 康宏

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  • 注記:事例の内容は2017年9月時点の情報です。

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