お客様導入事例 オムロンスイッチアンドデバイス株式会社様

概要

経営課題:棚卸業務の生産性と質を上げたい

オンリーワン・オンリーユー商品を提供し続けるオムロンスイッチアンドデバイス株式会社様。経営上の課題である、倉庫の部品の棚卸業務の生産性と質の向上に取り組みました。

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取り組み内容:Denshi-Pen導入で、棚卸業務の生産性は33%向上し、棚卸の質も向上

電卓での計算や、数量の転記がなくなり、棚卸業務にかかるトータルの時間は33%削減できました。それに伴い、棚卸の質も向上しました。

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将来展望:次の課題は、生産ラインでの部品棚卸業務の生産性向上

生産ラインの近くにある、よく使われる部品の保管スペースにおける棚卸業務の生産性向上に水平展開したいと考えています。

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サービス概要:Denshi-Penを用いた、在庫部品の棚卸業務の生産性と質の向上

棚卸を行う部品の品目・棚番等は、棚卸依頼票の所定の場所に差込印刷します。
また、エクセルのマクロを使って、ワンタッチ操作を実現しました。

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事例詳細

新会社誕生に伴い、業務プロセスの統一化、業務の生産性向上が急務に

倉吉事業所 生産統括部 物流グループ長 所長 生田 均 様

倉吉事業所
生産統括部 物流グループ長
生田 均 様

スイッチ事業の強化を目指して2010年4月に、オムロン株式会社のスイッチ事業部と、当時のオムロン倉吉株式会社(現在の当社倉吉事業所)並びにオムロン出雲株式会社(同出雲事業所)を合併して、現在のオムロンスイッチアンドデバイス株式会社が誕生しました。当社は、オムロングループの中で制御機器の開発・生産を担当しています。具体的には、産業機器用、業務民生用、車載用スイッチの事業計画・マーケティング・開発・生産を行っています。小ロットのカスタマイズ品を含めて、約3万種の製品を生産しています。

倉吉事業所では、主に小型の業務民生用スイッチを大量生産しています。一方、出雲事業所では、主に大型の産業機器用スイッチを小ロット生産しています。合併して当社が誕生するまではそれぞれの会社が各々のやり方で生産管理や在庫管理を行ってきましたが、SCM生産システムの刷新に伴い、業務プロセスや帳票の統一化、個々の業務の生産性向上が急務となりました。

棚卸業務の生産性と質を上げたい

その代表格が、在庫部品の棚卸業務の生産性と質の向上でした。棚卸対象は、倉吉事業所で取扱っている部品や材料だけをみても、包装形態を含め、多種多様です。

部品や材料の種類・点数が多いため、棚卸に時間をかけていると生産は継続していますのでその間に倉庫から部品は出庫されますから、棚卸差異の件数は増え、結果として差異調査のためにかかる時間も増えることになります。ですから、棚卸業務の生産性を向上させることはそれだけにとどまらず、棚卸差異の数量を減らし、棚卸の質を上げることに繋がります。

現行の棚卸のやり方を変更せずに、棚卸の生産性と質を向上したい

倉吉事業所 生産統括部 物流グループ 長谷川 裕美 様

倉吉事業所
生産統括部 物流グループ
長谷川 裕美 様

倉吉事業所の倉庫における在庫部品の棚卸は、年6回行われています。これまでのやり方では、先ず、倉庫現場で実際の在庫数量をカウントし、包装形態が異なったものが含まれる場合はそれらの合計数量を電卓で計算し、棚卸依頼票に記入します。次に、帳簿上記載されている在庫数量と実際にカウントした在庫数量との差異を同じく電卓で計算します。差異があるものについては、差異調査を行うための用紙を作成し、差異の数量を転記します。その後、差異調査を行い、原因を究明し、棚卸差異をできるだけ小さいものにします。一連の棚卸業務は1日では終わらず、差異調査が翌日以降になることもありました。

棚卸差異の原因について分析してみると、数量の記載ミス、電卓での計算ミス、数量の転記ミスに加えて、棚卸業務自体に時間がかかるためその間に生産現場に出庫された分が差異となり、その結果として更に差異調査に時間がかかっていることがわかりました。

現在の棚卸のやり方を大幅に変更することなく、棚卸業務の生産性と質を向上する方法を検討していたところ、富士ゼロックスからDenshi-Penを用いた業務改革の提案をいただきました。従来のOCR製品は手書き文字の認識率が極めて低く、業務ではとても使えるものではないと思っていましたが、筆順情報も活用するDenshi-Penの文字認識率は極めて高く、採用することにしました。

棚卸業務の生産性は33%向上し、質も向上

Denshi-Penを導入することで、手書きは倉庫現場で実際の在庫数量をカウントし棚卸依頼票に記入する時だけとなりました。電卓での計算や、数量の転記はなくなり、棚卸業務にかかるトータルの時間を33%削減できました。
これにより、棚卸差異の調査に注力できるようになり、差異が減少し、棚卸の質も向上するという、正のスパイラルに入ることができました。

次の課題は、生産ラインでの部品棚卸業務の生産性向上

倉吉事業所
生産統括部 物流グループ長
生田 均 様

手書きは棚卸依頼票にDenshi-Penで記入する時だけとなり、日本版SOX法との関連で監査法人から高く評価されました。

また、棚卸業務の生産性を33%改善できた実績は、今回の倉吉事業所の倉庫における在庫部品の棚卸にとどまらず、生産ラインの近くにあるよく使われる部品の保管スペースにおける棚卸業務の生産性向上に水平展開したいと考えています。このスペースにおける部品棚卸は生産ラインを一旦止めて行うため、棚卸業務にかかる時間がそのまま未稼働損に繋がります。いかに短時間で質の高い棚卸ができるかがキーとなります。

更なるしくみの改善、標準化活動が進行中

棚卸業務におけるDenshi-Pen導入の直接的効果は、棚卸の生産性と質の向上ですが、波及効果も出てきています。棚卸業務の生産性が向上することで、正社員が付加価値の高い仕事に取り組める時間が増え、これまで以上に、それぞれの業務改善、しくみの改善に取り組んでいます。

また、Denshi-Penを導入するにあたり、一部、棚卸依頼票と棚卸手順に手を入れました。それが、業務プロセスや帳票の標準化の重要性を再認識させ、他の事業所を巻き込んだ動きとなりつつあります。

引続き、富士ゼロックスには、当社が抱える業務課題を解決し、質を向上させるためのご提案をお願いしたいと考えています。

プロフィール

オンリーワン・オンリーユー商品で、お客様へ新しい価値を提供し続けるスイッチメーカーを目指します。

オムロンスイッチアンドデバイス株式会社
会社名 オムロンスイッチアンドデバイス株式会社
本社所在地 岡山県岡山市中区海吉2075
創業 1969年4月24日
資本金 300百万円
従業員 632名(2013年4月1日現在)
URL http://www.oes.omron.co.jp/

ソリューション内容

Denshi-Penとは

パソコンが普及した昨今でも、パソコンを持ち込めない現場やシーンでは紙とペンによる手書き業務が数多く存在します。弊社が提供する手書き情報入力システム「Denshi-Pen」は、「ペンで紙に書く」という誰もが慣れ親しんでいるやり方を変えることなく、手書きした情報を簡単かつ迅速にデータ化することができます。

主に、生産工程管理、保守点検、不動産・保険の申込処理、医療等の現場業務に適用されています。今回は、在庫部品の棚卸業務で、棚卸依頼票に記入する際にDenshi-Penを用いることにより棚卸業務の生産性と質を向上させることを実現しています。

「Denshi-Pen」の概要は、下記ホームページでご覧いただけます。
http://www.fujixerox.co.jp/product/stationery/denshi-pen/

富士ゼロックス関係者
(左から)
久保 周作、岡本 光司

棚卸対象部品の品目・棚番等は差込印刷

棚卸を行う部品の品目・棚番等は、SCM生産システムからデータを受け取り、
Denshi-Pen Form Solution 1.0 J
を使って、予め、棚卸依頼票の所定の位置に差込印刷しています。

エクセルのマクロを使って、ワンタッチ操作を実現

利用者の皆様のITリテラシーの高低には依存しないシステムとするために、エクセルのマクロを使って、ワンタッチ操作を実現しました。
Denshi-Penで取得した手書き情報を変換した上でCSVファイルとして出力し、エクセルに取り込み、マクロで処理するというものです。

今回構築したシステムの構成図

 

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  • 注記:事例の内容は2013年11月時点の情報です。

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