お客様導入事例 学校法人 稲置学園 金沢星稜大学様

概要

経営課題:プリント課金システムの運用にかかるコスト増加を解消したい

経営課題

以前から、プリント環境の整備を継続的に行ってきた金沢星稜大学様(以下、敬称略)。独自のポイントによるプリント課金システムを構築していましたが、チャージ機・カード発行機の運用、返金処理、現金の取り扱いリスクなどの問題があり、これらを解消するためプリント課金システムの見直しをはかることにしました。

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取り組み内容:交通・物販の両方に使える「ICOCAカード」を採用したシステムを構築

取り組み内容

2012年9月、金沢星稜大学では、すでに広く流通していて、交通系と物販系の両方に使える電子マネー「ICOCA」を採用したプリント課金システムを構築しました。全国で初めての試みではありましたが、学生に少しでも先端の文化に慣れ親しんでほしいという思いから、実現することにしました。

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将来展望:現金を持たずに学園生活を送れるキャンパスの実現に向けて

将来展望

金沢星稜大学では今後、食堂や自販機といった身近な生活シーンはもちろん、卒業証明書発行などの支払いにも、ICOCAカードを使えるようにしていきたいと考えています。いずれは、学生が現金を持たずに学園生活を送れるようなキャンパスを実現していく予定です。

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サービス概要:交通系電子マネー「ICOCAカード」によるプリント課金システム

従来のプリント課金システムが抱えていた「大学事務局側の運用管理に多くの工数・費用がかかる」、「プライベートマネーの利用先が限定されカードに汎用性がない」という2つの問題を、交通系電子マネー「ICOCAカード」によるプリント課金システムにより、解決しました。

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事例詳細

新設したメディアライブラリーに図書館、パソコン、複合機を集約し、利便性を向上

理事(財務担当) 四柳 茂男 様

本学園は2012年10月5日に創立80周年を迎えました。この節目において、建学の精神である「誠実にして社会に役立つ人間の育成」を改めて明確にし、大学をはじめ幼稚園・中学・高校・短期大学・大学院からなる総合学園・星稜の「100年」に向けて、「星稜の人間教育を、地域へ、世界へ。」というビジョンのもと、さまざまな取り組みを実施してきました。

図書館を中心とする「メディアライブラリー」や、短期大学部の教室が入る「キャリアデザイン館」の創設も、80周年の記念事業の1つです。この図書館は登録すれば誰でも利用できるようにしています。今後は学園全体が「星稜コミュニティセンター」として、地域・社会とともに発展していけるような施策を考えていきます。

また、メディアライブラリーには、2フロアの図書館とパソコンを設置した情報教室や情報基盤センターを集中化しています。そして、3本の渡り廊下により、本館や記念館、キャリアデザイン館とメディアライブラリーが効率よく行き来でき、学生たちが効率よく勉強できるように設計しました。これまでは離れた場所に散在していた複合機についても、ほとんどの台数をメディアライブラリーに集約し、学生の利便性向上をはかっています。

従来プリント課金システムの問題だった、運用コストの増加を解消したい

学内のプリント環境については、以前から継続的な改善に取り組んでいます。これまでは、本学の学生証に独自のプライベートポイントをチャージして、それをプリント時に使ったぶんだけ支払うというシステムを、2006年10月に導入し運用してきました。このプリント課金システムは、受益者負担の実現という点でメリットが大きかったのですが、運用年数を重ねていくうちに、いくつかの問題が出てきました。その1つが運用コストの増加です。

プライベートポイントの運用に際しては、ポイントカードの発行、チャージや返金、カード紛失時の対応、入出金履歴確認など、さまざまな作業が併せて必要になります。そうした作業の積み重ねが、職員の稼働を増やしていました。特に、卒業時には学生証自体が期限切れとなるため、チャージしたポイントが無効になってしまいます。このポイントはプリント以外の用途がないため、本学では精算・返金に応じていました。このことも運用コスト増を招く要因になっていたのです。

また、学内にプライベートポイント用のチャージ機・カード発行機を設置しており、現金の取り扱いが避けられません。そのため、現金管理や紛失・盗難リスクへの対応で職員の負担も少なくありませんでした。

そこで、本学はメディアライブラリー新設および複合機の集約化に合わせて、プリント課金システムの見直しを行うことにしたのです。

交通・物販の両方に使えるICOCAカードを採用

情報メディアセンター部長 田辺 栄 様

本学ではプリント課金システムの見直しにあたって、従来システムでプライベートポイントを採用していたために、用途に汎用性を持たせることが難しかった点を重視。電子マネーを利用すれば、汎用性に加えて職員が現金を取り扱うリスクや作業負荷を減らせるのではないかと考えました。また、こうした手段に慣れておくことが学生の社会性向上にもつながるのではないかという期待もありました。

そこで、今回はすでに広く流通していて、交通系と物販系の両方に使える電子マネー「ICOCA」を採用することにしました。1点、近隣エリアのターミナル駅であるJR金沢駅では、現在ICOCAの取り扱いに対応していないことは懸念材料でしたが、 2013年春にはICOCAを含めた主要な交通系電子マネーの相互利用サービス開始が予定されており、先に本学の学生に使い慣れてもらうことにしたのです。

このような本学の要望をいくつかのベンダーに相談いたしましたが、希望する仕様を実現できるのは富士ゼロックスだけでした。また、従来システムでのお付き合いから、安心してお任せできるだろうと考えました。

2012年3月から構築準備を進め、当初は後期日程が開始する9月21日に本稼働の予定でした。しかし、早い段階で本番に近い検証システムを構築していただけたことと、サクサ株式会社、株式会社JR西日本テクシア、西日本旅客鉄道株式会社との連携体制によってスケジュールの前倒しが可能となり、実際は9月のはじめから本稼働させることができました。

全国で初めて、ICOCAによるプリント課金システムを構築

複合機コーナー

現在は、メディアライブラリー内にある情報教室や、3階の複合機コーナーなどに、全10台の複合機を設置しています。また、それぞれの複合機に、ログイン用に学生証をかざし、出力内容を確認して印刷指示するためのオンデマンド端末を、専用ラックとともに併設しています。

ICOCAカードは、学園の郵便業務や事務用品の販売などを行っている、星稜プラザで頒布(有償)しています。また、メディアライブラリー1階に誘致したセブン-イレブン店舗内で、支払いに利用できるだけではなくチャージすることもできます。

注記:
プリント課金システムは、JR西日本テクシア社製「H-LD-10」との連携で実現。カードタイプ以外の交通系電子マネーは利用できません。

今回、本学が構築したICOCAによるプリント課金システムは、全国初の事例ということで、当初は戸惑いも少なからずありました。しかし、ICOCAの汎用性に加えて、学生に少しでも先端の文化に慣れ親しんでほしいという思いから、実現することにしました。

課金に際して職員が費やしていた工数がほとんどゼロになった

情報メディアセンター部 情報基盤センター 課長 井上 清一 様

今回のICOCAを採用したプリント課金システムの構築によって、チャージ機設置が不要になり返金処理などの作業がゼロになるなど、当初課題となっていた職員の課金システムに関わる運用コストは大幅に削減できました。また、現金を取り扱うリスクの問題も解消できました。現在、課金に関する作業としては、約15分の入金確認だけに抑えることができています。

学生の立場としても、これまではプリントのみでしか使用できなかったのに対して、現在は学内や近隣のコンビニエンスストアなど幅広い用途で使用できるようになり、利便性ははるかに向上したはずです。

また、これまでの学生証は曲がりやすく、カードが課金装置の中で詰まってしまう原因にもなっていましたが、ICOCAカードであればその耐久性を心配する必要もなくなるでしょう。

今後は、現金を持たずに学園生活を送れるキャンパスを実現していきたい

今後は食堂や自販機といった身近な生活シーンはもちろん、卒業証明書発行などの支払いにも、ICOCAカードを使えるようにしていきたいと考えています。いずれは、学生が現金を持たずに学園生活を送れるようなキャンパスを実現していきたいですね。

また、学生にはこうした便利なツールに早く慣れていただきたいと思います。そして、卒業し社会へ出たときに、本学での経験をぜひアドバンテージに変えてほしいと願っています。

今後も富士ゼロックスには、本学が地域のコミュニティーを形成していく上で役立つ、先端のソリューションやサービスなどを、継続的にご紹介いただきたいと思います。

大学プロフィール

2012年に創立80周年を迎えた学校法人稲置学園様。前身となる北陸明正珠算簿記専修学校の創立以来、建学の精神である「誠実にして社会に役立つ人間の育成」のもとで人間教育を実践し、北陸を中心とした地域社会へ6万人近い卒業生を送り出してきました。学部は経済学部と人間科学部の2つ。大学院や女子短期大学部、高校、中学、幼稚園が併設されている総合学園です。

金沢星稜大学
法人名 学校法人 稲置学園 金沢星稜大学
理事長 稲置美弥子
創立 1932(昭和7)年
所在地 石川県金沢市御所町丑10-1
生徒数 2135名(2011年5月1日現在)
URL http://www.seiryo-u.ac.jp/ [外部サイト]

ソリューション内容

「ICOCAカード」を採用したプリント課金システムで、職員の事務負担を軽減

これまで学校法人稲置学園様は、当社提供によるTN2カード(プライベートマネー)によるコピー、プリント課金システムを利用されていました。それが今回、80周年記念事業の一環として新校舎を建設されることになり、それに伴ってプリント課金システムの更新のお話をいただきました。

これまでのシステムは、「大学事務局側の運用管理に多くの工数・費用がかかる」、「プライベートマネーの利用先が限定され、カードの汎用性がない」という2つの問題を抱えていました。そうした問題解決のため、「ICOCAカード」による交通系電子マネー課金システムを提案し、ご採用いただきました。

JR西日本エリアで利用されている「ICOCAカード」は、金沢地域ではまだインフラが整っていないという新たな問題もありましたが、お客様のご理解と株式会社JR西日本テクシア様、サクサ株式会社様のご協力もあり、「ICOCAカード」の供給体制を確立することができました。

これからも学校法人稲置学園の建学の精神である「誠実にして社会に役立つ人間の育成」を常に意識しながら、学生サービスの向上につながる提案を継続してまいります。

図

富士ゼロックス北陸株式会社

(前列左から)
富士ゼロックス北陸株式会社
ソリューションサービス本部
システムエンジニアリング部
第1グループ
中永 師浩

営業本部 石川支店
大手営業グループ
大石 裕二

(後列左から)
ソリューションサービス本部
システムエンジニアリング部
第2グループ
石井 利英

ソリューションサービス本部
システムエンジニアリング部
部長
石瀬 寛

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  • 注記:事例内容は2012年10月時点の情報です。

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