お客様導入事例 玉川学園様

概要

経営課題:教育効果を高めるために、教材制作は新たなステージへ。

経営課題

時代の要求に対応できる教育として、玉川学園様(以下敬称略)が進めるオンデマンド教育。富士ゼロックスとの「コ・ソーシング」の推進により、教材のオンデマンド化が実現されましたが、さらなる教育効果向上に向けて、カラー・オンデマンド印刷への対応が必要でした。

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取り組み内容:カラーオンデマンド印刷を実現する環境の構築。印刷品質の高さに満足。

取り組み内容

教育効果を大きく高める、カラー・オンデマンド・パブリシング・システムXerox iGen3® 110を導入。高い印刷品質が、教材のみならず、様々な印刷物のカラーオンデマンド化を可能としています。

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将来展望:教員、生徒とともに、カラーオンデマンド印刷ならではの活用を模索。

将来展望

カラーオンデマンド印刷ならではの教材とはどのようなものなのか、教員、制作スタッフ、ひいては児童・生徒・学生が作り手に参加することも視野に、より良い教材の在り方を模索しています。

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サービス概要:ドキュメント・アウトソーシング・サービス

必要な時に、最適な内容で、必要な部数の教材を提供する。DocuTechの導入並びに富士ゼロックスと共にドキュメント制作を運営していく「コ・ソーシング」により、オンデマンドでの教材制作を実現しています。そして今回、Xerox iGen3® 110の導入により、教材のフルカラー化が可能となりました。

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事例詳細

学内の教材のほとんどを内作するという玉川学園の伝統。

総務部 DTP制作課長 木原 恵様


※玉川学園正門

1929年に設立された玉川学園は、東京都町田市の広大なキャンパス内に、幼稚部から大学・大学院までを配しています。幼稚部、小中高をまとめた「K-12」という12ヵ年(15ヵ年)の一貫教育や、日本で初めてCITA*の認定を受けるなど、創立以来、独自の取り組みを続けてきました。

その中でも創立以来、学内で使用する教材のほとんどを学内で作成している、いわば「手づくり教材」制作の伝統があります。現在も小学生から大学院生までが使う教材、教員の研究資料や論文集、職員の会議資料など、数多くの印刷物を学内で内作しています。

これらの印刷物について、創立当初の活版印刷からオフセット印刷へと、時代の流れとともに印刷技法も進化していきましたが、1998年、富士ゼロックスのオンデマンド・パブリシング・システム「DocuTech」導入により、その環境は大きく変化しました。

*CITA (The Commission on International and Trans-Regional Accreditation)
私学同士が教育を点検し、競い合うことで世界各国の教育の向上を図るために、1996年、米国に設置された世界的な学校認定組織。日本語を母国語とする学校法人として、玉川学園が初の認定を受けた。

時代の変化に対応できる教材づくりのために、オンデマンド・パブリッシング・システムを導入。

総務部 DTP制作課長 木原 恵様

変化する世の中において、いかに最新の情報をタイムリーに教材に盛り込むか。また、児童・生徒・学生はもちろん、教える側の教員の個性も発揮できるか。そうした様々な要求に応じて、最適な教育を展開していく「オンデマンド教育」を実践する当学園にとって「DocuTech」でのオンデマンド印刷は必要不可欠なものでした。

「必要な時に、必要な分だけ、カスタマイズされた情報をプリントアウトできる」オンデマンド印刷は、教育効果を高めるために大きな役割を果たすことが出来ました。

さらに2000年4月には、富士ゼロックスが「ドキュメント・
アウトソーシング・サービス」と呼ぶサービス契約を結び、学園内に「DocuTechステーション」を開設しました。常駐した相互のスタッフが、協働し業務にあたる「コ・ソーシング」の考え方に基づき、印刷物の制作にまつわる幅広い業務に取り組んでいます。

「DocuTechステーション」の開設により、教材の多様化への対応、短納期化、制作コストの低減という、オンデマンド印刷の第一段階は達成することができました。
次なる取り組みは、更なる教育効果向上のための教材のカラー化への対応でした。

教育効果を大きく高める、カラー・オンデマンド印刷の導入。

総務部 DTP制作課 課長補佐 松田 幸秀様

例えば理科の教材で顕微鏡の拡大写真を掲載するにも、カラーかモノクロかでは、理解の促進がまったく異なります。また英語の教材では、モノクロでは "big bird, small bird"といった表現が限界ですが、カラーであれば"red bird, blue bird…"といったように、モノクロとカラーとではボキャブラリーに格段の差が生まれます。また、ある児童では青系、ある児童では赤系といったように、児童の嗜好に教材の色をあわせることで、学習への意欲も大きく変化します。このように、同じ教材でもモノクロとカラーでは、教育効果に格段の差が生まれます。

実際にカラー化の需要は著しく伸びており、DocuTechステーション開設時、年間37,000頁の実績であったものが2007年度には28万頁を超え、今後もさらなる増加が見込まれるようになりました。これまでその多くを外部の印刷業者に発注していましたが、このような状況を踏まえ、内作化を考えていたところ、富士ゼロックスから紹介されたのが「Xerox iGen3® 110」でした。

印刷品質の高さに満足。学校案内の冊子など教材以外への展開も計画。

教育機関に対するXerox iGen3® 110の導入は、前例がなく、今回のケースが初めとのことです。また、本学のように、ほぼすべての教材を内作し、さらにフルカラーのオンデマンド・パブリッシング環境を整備するという取り組み自体、ほとんど例がないということですが、幸い大きなトラブルもなく導入することができました。2007年9月からテスト稼働が始まり、2008年4月には本格稼働を開始しています。

印刷品質に関しては非常に満足できるレベルで、例えば美術の教材でも鉛筆デッサンの参考例において、鉛筆の濃淡、一本一本の線がとても高いレベルで再現されています。

教材制作においての効果はもちろんのこと、その他にも以下のような取り組みを検討しています。

1.学校案内の作成

学園に必須の学校案内の冊子ですが、これまでオフセット印刷で作成していました。これをオンデマンド化することで、その時々の最新の情報を盛り込めることと、ある一定数を在庫として確保する必要がなくなります。

2.イベントカー(トレイン)用広告の作成

電車の車両内広告をすべて玉川学園のものにする広告出稿を予定していますが、使用する広告をXerox iGen3® 110で作成します。広告には児童の絵画作品などを使用しますが、こうした多品種少量印刷は、オンデマンドならではのメリットです。

教員とともに、カラー・オンデマンド印刷ならではの教材を模索。

これまでは、まず教員に対してXerox iGen3® 110で出来ることを知ってもらおうと、さまざまなサンプルを作成し、ディスカッションを行いました。その効果もあり、最近はいろいろな教員が、「こんなものを作りたい」、「これをカラー化するにはどうすればいいの」といったことを相談してくれるようになり、より良い教材づくりへの手応えを感じています。

私たちの強みは、部署としてDTP技術、デザイン力を持っているため、教員の要望を一緒に考え、具現化できるところにあります。今後は、Xerox iGen3® 110という強力な武器により、どのような教材を作成すれば、より学習効果を高めることができるのかということを検証し、実践していく予定です。ただ闇雲になんでもカラー化すれば良いというのでは、オンデマンドの意義がありません。教員と一緒に現場での苦労を共有しながら、より良い教材の作成を目指しています。

リアルとバーチャルの融合に向けて、ますます期待が高まります。

これから、教育のマルチメディア化はますます加速するでしょう。そこで重要なのは、対面でのリアルな教育と、eラーニングに代表されるバーチャルな教育それぞれの特性を活かし、より効果の高い授業を実現させることです。そのためには、リアルとバーチャルをいかに融合させるかが重要なポイントとなりますが、その橋渡しとなるのがオンデマンド教材であり、それを実現できるシステムとして、私たちはXerox iGen3® 110を位置づけています。 また、これまでどちらかといえば教員から児童・生徒・学生へ、一方通行であった教材づくりでしたが、例えば「自分史」の作成のような児童・生徒・学生も参加できるような、オンデマンド印刷ならではの特性を活かした取り組みも行っていきたいと思います。 富士ゼロックスに対しては、その社風、企業理念に非常に強いシンパシーを感じます。コ・ソーシングの考えの元、新しい教育の在り方や、夢のある教材を追求していければと思います。このことは富士ゼロックスの企業理念の一つ「知の創造と活用をすすめる環境の構築」につながっているのではないかと考えます。

学園プロフィール

創立者 小原國芳氏が理想とする学園を実現するために、1929年、東京都町田市に(旧制)玉川中学校、玉川学園小学校、幼稚部を開設。以降、改組、高校・大学の増設を行い、現在では幼稚部から小中高、大学・大学院まで同一キャンパス内で一貫した教育を行っています。小中高をまとめたK-12など、独自の教育方針が注目を集めています。

Tamagawa
法人名 玉川学園
理事長 小原 芳明
創立 1929年(昭和4年)
所在地 東京都町田市玉川学園6-1-1
生徒数 約1万人
URL http://www.tamagawa.jp/ [外部サイト]

ソリューション内容

コ・ソーシングのパートナーとしてお互いの強みを活かせる関係を目指します。

玉川学園とは、2000年の「DocuTechステーション」開設以来、玉川学園のコンテンツ力と、富士ゼロックスのドキュメントマネジメント力、双方の強みを融合させ、玉川学園の言葉を借りれば、コ・ソーシングのパートナーとして、オンデマンド教育の実現を目指してきました。

「DocuTech ステーション」開設については、オンデマンドプリンティング環境の構築、印刷・製本コストの最適化、また先生方に対するサービス提供者としての満足度向上など、さまざまな点で評価をいただきましたが、同時にモノクロでのオンデマンド印刷の限界といった新たな課題もありました。

そして今回、この課題を解決すべく、玉川学園には、教育機関としては初めて、フルカラー・オンデマンド・パブリッシング・システムXerox iGen3® 110を導入いただきました。

すでに本格稼働もはじまり、フルカラー化されたオンデマンド教材も、実際に活用され始めています。

富士ゼロックスとしても、今まで以上にどのようなお手伝いができるのか、まずは玉川学園での学習の進め方、教材の使い方を理解するため、登校時から下校時まで、とあるクラスの一日に密着させていただいたりもしています。

今後もお互いの強みを活かせるパートナーとして、富士ゼロックスはドキュメントサービスをキーに、さまざまな提案、サポートを行なっていきます。

(左)営業本部 中央第一支社 文教・公益法人営業部 嶋田 康男 (右)営業本部 中央第一支社 文教・公益法人営業部 グループ長 藤井 謙志
(左)
営業本部 中央第一支社
文教・公益法人営業部
嶋田 康男

(右)
営業本部 中央第一支社
文教・公益法人営業部
グループ長
藤井 謙志

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