冬季の寒い朝に多いお問い合わせ:複合機の結露トラブル
室内の湿度や寒暖差により結露が発生することで、トラブルが発生することがあります。
対策方法および「暖機モード」の設定方法についてご説明します。
( 更新日:2020年12月18日 )
※このサポート文書はApeosPort C2570をもとに作成しています。他の機種でも同様の操作で設定することができます
原因と対処方法
季節の変わり目や冬季など、寒暖差や室内の湿度により結露が発生した場合、以下のような症状が発生することがあります
- 毎朝エラー / トラブルが発生する / 電源が入らない
- 機械に水滴がついている
- 用紙に黒線がはいる、黒い影がはいる。汚れが発生する
- 写りが薄い、定着しない ・寒くなると不調になる
- 紙詰まりが発生する
- 用紙が湿っている
結露は寒暖差と室内の湿度によって発生します
機械本体の電源を入れてしばらくお待ちいただくことで結露が解消し、ご使用いただけるようになります。
複合機本体内で結露が発生したままで使用すると、予期せぬトラブルが発生することがあります。
結露が発生しやすい環境の例:
ストーブの上にヤカンを置き加湿している、プレハブの事務所などの外部と内部の寒暖差が大きい、窓際に複合機を設置している、など
対処方法
- 暖機モードを有効にする(主電源を切らないようにする)
- 複合機本体の電源を入れ、しばらく待つ(機械内の温度差がなくなることで結露が解消します)
- 寒暖差の大きい窓際に置くのを避ける
- ストーブの上のヤカンで加湿するなど、室内で湿度をあげることを避ける
湿度が高く用紙に水分が含まれている場合には紙詰まりが起こりやすくなります。
プリント・コピーの前に用紙を捌いてください。
暖機モードの設定方法
★機械管理者モードでログインし、暖機モードを有効に設定します
- 暖機モードは、機械の内部の一部を温めることにより結露を防止する機能です
- 暖機モードを有効にしていると、節電モードにしていても暖機モードが優先されます
- 機械の電源を切っておいた場合、暖機モードは動作しません。(機械の電源は入れたままにしておく必要があります)
暖機モードの設定
設定方法
- 機械管理者モードにログインします 参照:機械管理者IDがわからない
- ホーム画面の設定をタップします
- 「システム設定」をタップします
- 「システム時計/タイマー設定」をタップします
- 「暖機モード動作」をタップします
- 「暖機モード動作」画面が開きますので「する」を選択します
- 各項目を設定します。
【設定項目について】
- 自動的に動作する:結露状況を予測して、結露時期になると暖機モード動作を「する」に変更します
- 自動的に停止する:結露しない状態が一定時間続いたときに、暖機モード動作を「しない」に変更します
- 開始時刻:暖機モードに移行する時間を設定します
- 継続時間:暖機モードの開始から 終了するまでの時間を1~60分(1分単位)で設定します
- 「OK」で設定完了後、ホームボタンを押して、ホーム画面に戻ります
- 機械管理者モードをログアウトします
よくあるご質問
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