プリンター よくあるご質問

質問

プリンタードライバー操作手順の画質調整(「グラフィックス」タブ)について教えてください。(カラー複合機)

対象環境

複合機共通

回答

「グラフィックス」タブでの設定方法を、Windows Vista®を使用し、ApeosPort-II C4300に出力する場合で説明します。

1)画質を自動的に補正する
2)画質について詳細な設定をする
3)画質調整モードを指定する

1)画質を自動的に補正する

印刷する文書に写真画像が含まれる場合、その写真画像の特性に合わせて、画質の補正ができます。指定した画質タイプの特性に応じて、自動で補正します。
選択できる項目は、次のとおりです。

[標準]

写真画像が明るすぎたり、暗すぎたりする場合や、グレー系の色に色味が偏っている場合など、バランスの偏りを補正します。また、コントラストや鮮やかさが足りない画像は、自動的に適正な補正処理をします。

[人物]

写真画像の主要が人物の場合に選択します。明度、コントラスト、鮮やかさを人物に適正な画像に自動で補正します。

[風景]

写真画像の主要が風景の場合に選択します。明度、コントラスト、鮮やかさを風景に適正な画像に自動で補正します。

[現場写真]

写真画像が現場写真や、展示会でのパネルを撮影した写真などの場合、文字や細かな部位をくっきりと再現するように自動で補正します。

操作手順

1. [グラフィックス]タブをクリックします。
2. [写真画質の自動補正]から、画質タイプを選択します。

補足

・ [グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合と、[画質調整モード ]が[ICM調整(システム)]または[CMS調整(アプリケーション)]の場合は選択できません。
・ [ICM調整(システム)]は、Windows® 98/Me、Windows® 2000/XP、Windows Server® 2003の場合に表示されます。

グラフィックスタブカラー

2. [写真画質の自動補正]から、画質タイプを選択します。

補足

・ [グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合と、[画質調整モード ]が[ICM調整(システム)]または[CMS調整(アプリケーション)]の場合は選択できません。
・ [ICM調整(システム)]は、Windows® 98/Me、Windows® 2000/XP、Windows Server® 2003の場合に表示されます。

2)画質について詳細な設定をする

文字、図/表/グラフ、写真の原稿要素ごと、および原稿全体に対して、詳細な画質の設定をして印刷できます。
設定できる項目は、次のとおりです。

[文字]グループの設定項目

ここでの設定は、文字データにだけ有効です。
[グレー保証]

[文字のみ]または[文字+図/表/グラフ]に設定すると、無彩色の文字をK(ブラック)トナーだけを使用して印刷します。
[しない]に設定すると、と、CMYK(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)すべてのトナーを混合して印刷します。
有彩色の背景に対して無彩色の文字が浮いて見えるようなときは、[しない]に設定すると、なじんで見えるようになることがあります。

補足

[グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[カラー(自動判別)]の場合に選択できます。

[すべての色を黒に変換]

[文字のみ]または[文字+図/表/グラフ]に設定すると、カラー原稿を白黒で印刷する場合に、白/黒以外の色付きの文字も黒で印刷します。背景色と文字色の明度が近い場合に、色が付いた細かい文字が見にくくなるのを防ぎます。

補足

[グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合に選択できます。

[図/表/グラフ]グループの設定項目

ここでの設定は、線などの図形データにだけ有効です。
[グレー保証]

[図/表/グラフのみ]または[文字+図/表/グラフ]に設定すると、無彩色の図/表/グラフをK(ブラック)トナーだけを使用して印刷します。
[しない]に設定すると、CMYK(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)すべてのトナーを混合して印刷します。
有彩色の背景、グラフィック、文字に対して、無彩色の図/表/グラフが浮いて見えるようなときは、[しない]に設定すると、なじんで見えるようになることがあります。

補足

[グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[カラー(自動判別)]の場合に選択できます。

[細い線を太く]

[する]に設定すると、細い線を太くして印刷します。

[すべての色を黒に変換]

[図/表/グラフのみ]または[文字+図/表/グラフ]に設定すると、カラー原稿を白黒で印刷する場合に、白/黒以外の色付きの図/表/グラフも黒で印刷します。色が付いた細かいラインが見にくくなるのを防ぎます。

補足

[グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合に選択できます。

[閉領域以外の塗りつぶしをしない]

[する]に設定すると、面積が「0」の領域の塗りつぶしをしないで印刷します。

[グラフィックスの高速処理]


Windows® 95/98/Meの場合に、[する]に設定すると、グラフィックスを高速で処理します。

[写真]グループの設定項目

ここでの設定は、写真などのイメージデータにだけ有効です。
[写真のスムージング]

[する]に設定すると、イメージデータの解像度の変換方法を変更して、画像を滑らかにします。[しない]に設定すると印刷速度が速くなります。

[イメージ圧縮]

ページ内の写真などのイメージデータを圧縮して印刷します。
圧縮する場合は、[標準]、または[写真]を選択します。
[標準]は、富士ゼロックス独自の方式で画質を劣化させることなく圧縮します。ビジネス文書などを白黒でスキャンした画像のように、比較的同じ色使いが多いデータに適しています。
[写真]は、写真などに適しています。一般的にデータ圧縮効果が大きいですが、画質が若干低下することがあります。

補足

一面が写真のみの原稿を印刷する場合に、[標準]を選択すると、印刷速度が遅くなります。一面が写真のみの原稿を印刷する場合は、[写真]を選択することをお勧めします。

[イメージの高速処理]

[する]に設定すると、印刷処理時間が短くなるように、原稿内のイメージ部分を処理します。

原稿全体に対する設定項目

ここでの設定は、原稿全体に有効です。
[アプリケーションズーム]

印刷するときに、アプリケーションに通知する拡大縮小のサイズを指定します。25~400%の間で、1%刻みで指定できます。Microsoft® Internet ExplorerとNetscape® Communicatorの原稿の拡大縮小率を指定します。なお、その他のアプリケーションでは、設定どおりの印刷結果とならない場合があります。

[ページ印刷モード]

[する]に設定すると、プリンター本体の印刷処理方法が変更されます。印刷するデータが大きい場合や、印刷を指示してもなかなか出力されない場合には、チェックボックスをオンにして印刷を試してください。

補足

[グラフィックス]タブの[印刷モード]が[標準]の場合に選択できます。

[薄墨印刷]

[する]に設定すると、白黒で印刷する場合に、黒で印刷される部分を薄墨色で印刷します。

補足

[グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合に選択できます。

[Image Enhancement]

[有効]に設定すると、印刷結果の画像の輪郭を滑らかにします。
[有効]にしたときに、濃度が滑らかに変化するようなイメージ(ビットマップ)を含む原稿では、逆に滑らかな濃度変化が失われることがあります。この場合は、[無効]に設定してください。有効/無効による印刷速度の変化はありません。この機能は、原稿全体に対して有効です。

補足

[グラフィックス]タブの[印刷モード]が、[標準]、または[高精細]の場合に選択できます。

[プリンタドライバの解像度]

印刷するときに、アプリケーションに通知する解像度を指定します。
[自動]、[600dpi]、[300dpi]、[200dpi]から選択します。
[自動]を選択すると、プリンタードライバーの各項目の設定に最適な解像度をアプリケーションに通知します。
[600dpi]、[300dpi]、[200dpi]を選択すると、[自動]では正常に印刷できないアプリケーションに対して、600dpi、300dpi、200dpiとして通知できます。
低い解像度を選択して印刷しても、印刷結果にはほとんど影響ありませんが、フォントをプリンターにダウンロードする場合にドットが粗くなることがあります。

補足

プリンターの解像度は変更されません。

[白黒多階調印刷]

[する]に設定すると、カラー原稿の白/黒以外の色付き部分を薄く印刷します。図形の塗りつぶし部分が濃く印刷されるのを防ぎます。ただし、アプリケーションによっては、効果が現れないこともあります。

補足

[グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合に、選択できます。

[トラッピング]

[する]に設定すると、、トナー色の色ずれによって、黒い領域に隣接するカラー領域との間に白抜けが発生するのを防ぎます。

補足

[グラフィックス]タブまたは[基本]タブの[カラーモード]が[カラー(自動判別)]の場合に選択できます。

[パターンを解像度により細かく描画]

[する]に設定すると、[プリンタドライバの解像度]で指定した解像度で、塗りつぶしパターンを印刷します。

[NumColor値]

プリンタードライバーがシステムに通知する色数を設定します。
通常は[16]ですが、JPEGイメージが黒く印刷される場合は[16777215]を選択します。

補足

この機能は、[詳細設定]タブの[白黒多階調印刷]が[する]の場合に有効です。

操作手順

1. [詳細設定]タブをクリックします。
2. [その他の設定(グラフィックスの詳細設定など)]の[設定項目]から必要に応じて、各項目を設定します。
3. [OK]ボタンをクリックします。

3)画質調整モードを指定する

画質調整モードを指定して印刷できます。
[グラフィックス]タブの[画質調整モード]で、[おすすめ]、[ICM調整(システム)]、[CMS調整(アプリケーション)]、[色変換しない]から選択します。
選択したモードのイメージが左上の画質イメージで確認でき、説明が左下に表示されます。

[おすすめ]

富士ゼロックス独自の方式で、画質調整をします。[おすすめ画質タイプ]から画質タイプを選択します。
選択した画質タイプのイメージが左上の画質イメージで確認でき、説明が左下に表示されます。

[ICM調整(システム)]

Windows® 98/Me、Windows® 2000/XP、Windows Server® 2003のICM機能を使用して色変換をします。
[インテント]から色の変換方式を選択します。この場合、[色の管理]タブで、お使いのプリンター用のICCプロファイルを指定する必要があります。

補足

[ICM調整(システム)]を選択した場合、[グラフィックス]タブの[画質自動補正]は設定できません。

[CMS調整(アプリケーション)]

プリンタードライバーでは色変換をしません。独自のCMS(カラーマネージメントシステム)を持つアプリケーションから印刷する場合は、プリンター本体の特性に合わせて変換された色データをプリンタードライバーに指示します。この場合、プリンタードライバーで二重に色変換をしないように、この項目を選択します。

補足

[CMS調整(アプリケーション)]を選択した場合、[グラフィックス]タブの[写真画質の自動補正]は設定できません。

[色変換しない]

プリンタードライバーやアプリケーションでは、色変換をしません。また、プリンター本体側も特別な色変換の処理はせずに、補色変換だけをします。

操作手順

1. [グラフィックス]タブをクリックします。
2. [画質調整モード]から、モードを選択します。
変更の結果は、左上の画質イメージで確認できます。
3. 画質を選択します。

・ [おすすめ]を選択した場合は、[おすすめ画質タイプ]から画質タイプを選択します。
・ [ICM調整(システム)]を選択した場合は、[インテント]から色の変換方式を選択します。

補足

・ [ICM調整(システム)]は、Windows® 98/Me、Windows® 2000/XP、Windows Server® 2003の場合に表示されます。
・ [グラフィックス]タブ、または[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合は、[ICM 調整(システム)]、および[CMS調整(アプリケーション)]は選択できません。

4)カラーバランスを調整する

CMYK(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)のトナー濃度を微調整して印刷できます。
各色とも低濃度、中濃度、高濃度に対して、それぞれ-3~+3の範囲で、7段階の調整ができます。

操作手順

1. [グラフィックス]タブをクリックします。
2. [カラーバランス...]ボタンをクリックします。
[グラフィックスプロパティ]ダイアログボックスが開き、[カラーバランス]タブが表示されます。

カラーバランスタブ

3. [カラーバランスを調整する]チェックボックスをオンにします。
4. 右のリストボックスから、調整する色を選択します。
5. [低濃度]、[中濃度]、[高濃度]のグラフの下にある▲▼ボタンで調整します。
変更の結果がグラフに表示されます。

6. [OK]ボタンをクリックします。

補足

[グラフィックス]タブ、または[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合は、ブラックだけを調整できます。

5)デバイス(モニター、スキャナーなど)の特性の違いを補正する

原稿画像を忠実に再現するために、デバイス(モニター、スキャナーなど)の特性に合わせた補正をして印刷できます。
補正方法には[色温度/ガンマ指定]と[ICCプロファイル指定]があります。

[色温度/ガンマ指定]は、すべての原稿要素に適応する[色温度]と[ガンマ補正]が指定できます。
[色温度]は、使用しているモニターの設定に合わせて、すべての原稿要素の色あいを変化させます。[5000K(D50)]、[6500K(D65)]、[9300K]から選択できます。
[ガンマ補正]は、すべての原稿要素の明るさを変化させます。[1.0]、[1.4]、[1.8]、[2.2]、[2.6]から選択できます。

モニターの特性に最も近いものを選択してください。

[ICCプロファイル指定]は、[モニター]と[入力画像]に対してICCプロファイルを指定できます。ICCプロファイルとは、デバイスの色に関する特性を記述したファイルです。選択できるICCプロファイルは、モニターとRGBスキャナーのものに限ります。
[モニター]は、文字、図、表、グラフに適応するICCプロファイルを指定します。[しない]、または「最後に選択された有効なプロファイル名」を選択します。通常は、使用しているモニターのICCプロファイルを選択します。

[入力画像]は、イメージデータに適応するICCプロファイルを指定します。[しない]、[モニターと同じ]、「最後に選択された有効なプロファイル名」から選択します。通常は、イメージを入力したスキャナーのICCプロファイルを選択します。
「最後に選択された有効なプロファイル名」は、以前にICCプロファイルを指定したことがある場合に表示されます。
また、[モニター]、[入力画像]ともに[参照]ボタンをクリックして、ICCプロファイルを任意のフォルダーから読み込めます。ICCプロファイルの選択ダイアログボックスでは、ICCプロファイル拡張子の「.icm」を持つファイルだけが表示されます。指定できるファイル名は、フルパスで半角128文字以内です。

ICCプロファイルの選択ダイアログボックスを開くときのデフォルトディレクトリーは、次のとおりです。

Windows® 95/98/Me: x :(Y)windows(Y)system(Y)color(Y)
Windows NT® 4.0: x : (Y)winnt(Y)
Windows® 2000: x : (Y)winnt(Y)system32(Y)spool(Y)drivers(Y)color(Y)
Windows® XP、Windows Server® 2003、Windows Vista® x:(Y)windows(Y)system32(Y)spool(Y)drivers(Y)color(Y)
「x」は、ドライブ名です。(Y)は、円マークです。

操作手順

1. [グラフィックス]タブをクリックします。
2. [プロファイル指定...]ボタンをクリックします。
[グラフィックスプロパティ]ダイアログボックスが開き、[プロファイル指定]タブが表示されます。

プロファイルタブ

3. [色温度/ガンマ指定]または[ICCプロファイル指定]ラジオボタンをクリックして、補正方法を選択します。
4. 選択した補正方法の詳細を指定します。
5. [OK]ボタンをクリックします。

補足

・ [グラフィックス]タブの[画質調整モード]が、[ICM調整(システム)]または[CMS調整(アプリケーション)]の場合は、補正できません。
・ [ICM調整(システム)]は、Windows® 98/Me、Windows® 2000/XP、Windows Server® 2003の場合に表示されます。

6)明度/コントラスト/彩度を調整する

明度/コントラスト/彩度を調整して印刷できます。
原稿全体、または[文字]、[図/表/グラフ]、[写真]の原稿要素ごとに調整できます。
明度とは、色の明暗の度合いを表します。明度が高いほど白に近く見えます。
コントラストとは、白から黒までの明暗が変化する度合いを表します。コントラストが高いほど明暗の変化が著しくなります。
彩度とは、色の鮮やかさの度合いです。彩度が高いほど色が鮮やかです。

明度/コントラスト/彩度は、それぞれ-100~100の範囲で、1刻みに指定できます。原稿要素ごとに設定した場合は、印刷するページ内の要素を自動的に判断し、それぞれの設定値を適用します。

操作手順

1. [グラフィックス]タブをクリックします。
2. [画質調整...]ボタンをクリックします。
[グラフィックスプロパティ]ダイアログボックスが開き、[画質調整]タブが表示されます。

グラフィックスタブ

3. [原稿全体を設定する]または[原稿要素ごとに設定する]ラジオボタンを選択します。
4. [原稿要素ごとに設定する]を選択した場合は、下のリストボックスから原稿要素を選択します。
5. 明度/コントラスト/彩度を調整します。
キー入力、またはスライドバーで調整できます。
変更の結果は、左側の画質イメージで確認できます。

6. [OK]ボタンをクリックします。

補足

・ [グラフィックス]タブの[画質調整モード]が、[ICM調整(システム)]または[CMS調整(アプリケーション)]の場合は、明度/彩度/コントラストは調整できません。[ICM調整(システム)]は、Windows® 98/Me、Windows® 2000/XP、Windows Server® 2003の場合に表示されます。
・ [グラフィックス]タブ、または[基本]タブの[カラーモード]が[白黒]の場合は、彩度は調整できません。