5.1 DocuWorks文書にセキュリティーを設定する

不正アクセスや改ざんなどからDocuWorks文書を保護するセキュリティー機能を説明します。

セキュリティーの種類

DocuWorks文書にかけられるセキュリティーには、次の3つがあります。
DocuWorks文書を開いたり、操作したりできるユーザーを、それぞれ異なった方法で指定できます。

[図1]
(1) パスワードを設定する(個人向き)

セキュリティーを設定する人が、パスワードを設定します。開くことを許可する人には、パスワードを通知します。

[図2]
(2) 電子印鑑を作って捺印する(小規模グループ向き)

DocuWorks固有の機能です。各利用者が自分の電子印鑑を作り、互いの電子印鑑の証明情報を交換しておきます。

セキュリティーを設定する人が、あらかじめ受け取っているほかの人の電子印鑑を指定します。指定された電子印鑑を持つ人だけが、そのDocuWorks文書を開けます。

電子印鑑による署名機能は、認証局(CA)が発行した電子証明書を利用するものではありません。印影または署名イメージを付けたDocuWorks文書を捺印した紙文書は、法律上の捺印文書または署名文書として扱えません。

(3) 電子証明書を設定する(大規模グループ/不特定多数ユーザー向き)

認証局(CA)が発行する電子証明書を持っている人だけが、DocuWorks文書を開いたり操作したりできるように設定します。事前に、各利用者が認証局(CA)から公開鍵証明書を取得し、互いの証明書を交換しておきます。

セキュリティーを設定できるのはDocuWorks文書とバインダーです。バインダーの場合はバインダー全体に設定され、中のDocuWorks文書に対して個別には設定できません。

Memo

  • 認証局(CA)とは、Certificate Authorityの略です。ネットワーク上での身元を保証する電子証明書を発行する機関です。

禁止できる操作

パスワードの設定、電子印鑑、電子証明書のどれを使った場合も次の4つの操作を禁止できます。
[図3]は、パスワードによるセキュリティーを設定する設定画面例です。
(Deskメニューの[文書]→[セキュリティー]→[セキュリティーの設定])

[図3]
  • DocuWorks文書の編集を禁止する

    アノテーション以外の編集操作(ページの作成、移動、削除など)を禁止できます。

  • アノテーションの編集を禁止する

    アノテーションの編集操作を禁止できます。

  • 印刷を禁止する

    印刷、Viewerの印刷プレビューを禁止できます。

  • 転記を禁止する

    ページ、アノテーション、バインダー内のDocuWorks文書、オリジナルデータなど、DocuWorks文書の内容をコピーする操作を禁止できます。